ラスター‐がぞう〔‐グワザウ〕【ラスター画像】
読み方:らすたーがぞう
ビットマップ画像
ラスター画像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 05:08 UTC 版)
「Portable Document Format」の記事における「ラスター画像」の解説
ラスターイメージ(Image XObjectsと呼称)は、PDF内では辞書と、関連づけられたストリームで表現される。辞書には画像のプロパティが記述され、ストリームにはイメージデータが記述される。画像は複数の圧縮方式でフィルターされる。サポートされるフィルターは以下のものがあり、用途に応じて画質とサイズのバランスを選ぶことができる。 ASCII85Decode ストリームをASCIIの7ビットで表現するもの ASCIIHexDecode ASCII85Decodeに近いがよりコンパクトになる FlateDecode zlib/deflate(いわゆるgzip形式。ZIPではないので注意)アルゴリズムで圧縮するもの。;PDF 1.2より実装 LZWDecode LZWアルゴリズムで圧縮するもの。 RunLengthDecode ランレングスアルゴリズムによるシンプルな圧縮 DCTDecode JPEGに採用された 非可逆圧縮 CCITTFaxDecode CCITT (ITU-T) faxで規定された 可逆 2値 (黒/白)圧縮。Group3とGroup 4がある JBIG2Decode JBIG2標準で定義された黒白二値の形式。可逆、非可逆が選べる。PDF 1.4より実装 JPXDecode JPEG 2000標準で定義された形式。可逆、非可逆が選べる。PDF 1.5より実装
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