モータースポーツへのスポンサー活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 13:41 UTC 版)
「JPS (たばこ)」の記事における「モータースポーツへのスポンサー活動」の解説
インペリアル・タバコは1968年よりF1のチーム・ロータスのメインスポンサーとなり、1971年までは赤と金色の「ゴールドリーフ」ブランドを使用。1972年よりJPSブランドに切替え、1979年と1980年を除き、1986年までロータスを支援した。漆黒と金のピン・ストライプに彩られた車体は特に印象深く、ロータス・79が「ブラック・ビューティー」と呼ばれるなど、当時の代表的なカラーリングに挙げられる。マシン名もロータス・76はJ.P.S. Mk.I、ロータス・77はJ.P.S. Mk.II、ロータス・78はJ.P.S. Mk.III、ロータス・79はJ.P.S. Mk.IVと呼ばれる別名を持っていた。 市販車を製造するロータス・カーズが販売するロータス・ヨーロッパの1972年に登場した最終型、「スペシャル」でも、同様に金のピン・ストライプが入れられた。 その後2011年にロータス・ルノーGPが発表したルノー・R31はタバコ広告規制もあって「JPS」の文字はないものの、カラーリングは「黒地に金文字」とJPSスポンサー時代を彷彿させるものとした。ただしリアウイングの一部などに赤色(スポンサーであるTOTALのイメージカラー)を配色している点はオリジナルと異なる。2012年にロータスF1チームにチーム名を変更した後もロータス・E20、E21に引き続き同様のカラーリングが採用されている。F1以外では、グループR-GTに参戦していたロータス・エキシージR-GTがこのカラーリングを採用していた。 日本の全日本F2選手権では中嶋悟を擁するi&iスポーツがJPSカラーのマシンでチャンピオンを獲得した。中嶋は1982年のJPSトロフィーレースで優勝した特典として、ロータスのF1マシンをテスト走行している。
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