モクメセイ荘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 17:13 UTC 版)
南雲 美鳥(なぐも みどり) 本作の主人公。モクメセイ荘201号室。モンブラン大学モンブラン学部モンブラン学科2年生。20歳。時定東高校卒。趣味は競馬。そのほかに麻雀もたしなんでいる。男っぽくがさつで、悪党だがピュアでもある。怖い話は苦手。あるきっかけで洋食屋マカベでアルバイトをすることになる。いつも金欠状態のため金に目が無いが、その割に洋食屋のバイトで毎回1時間以上遅刻するなど労働意欲は非常に低い。運動能力が抜群に高く、高校時代は各部活のエースを部活無所属のまま負かすことに情熱を注いでいた。そのため学内屈指の人気者であったが、現在は無気力で自堕落な生活を送っている。 にーくら(新倉) モクメセイ荘101号室。モンブラン大学1年生でカメラマン志望の女性。18歳。南雲と対等に渡り合える友人。南雲に度々お金をせびられる。高校時代に南雲のスポーツでの活躍に憧れていた。ひょんなことから知り合ったCITY南高サッカー部員からは「姐さん」と呼ばれている。何人たりとも写真を撮らせなかった南雲の高校時代の写真をペンダントに入れて大事に持っていたが、そのペンダントは巡り巡って東堂商店の100円棚で売られてしまっている。お手製のハリセンを用いたツッコミが得意。少し腹黒い1面も… 泉 わこ(いずみ わこ) モクメセイ荘204号室。モンブラン大学2年生の女性。20歳。写真を撮るのが趣味。作中きっての変人。天才肌。マイペースで常に笑顔。南雲、にーくらと知り合い3人組となる(にーくらの部屋の押し入れに勝手に住み着いている)。自分だけのルーティーンのような趣味を多数持っており、カバンの中にはルーティーンに関連したさまざまな雑貨がしまわれている。また暇な時にはいろいろな絵をデザインしたりしてたまに友人のしあに渡している。 鬼カマボコ(おにカマボコ) モクメセイ荘203号室。『週刊CITY』で連載中の「落胆くん」シリーズの作者。「落胆くん」は泉わこや真壁鶴菱の愛読書である。ネタが出なかったり、担当編集の轟からの事務連絡にショックを受けたりしているため、いつも汗をかいているか落涙している。一度『週刊CITY』の連載を打ち切られたが、編集長の鶴の一声で再開した。 御婆(おばば) アパートモクメセイ荘の大家。立涌とまつりの祖母。真壁鶴菱の義理の母。無敵の老婆で怖い人物。南雲から家賃を取り立てることに執念を燃やしている。戦闘力は作中でもトップクラスであり、高校時代には生徒会長ながらも暴力で物事を解決していた。おそらくだが前作の「日常」の相生 祐子の母ではないかと思われる。
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