メイツ星人ビオ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:55 UTC 版)
『ウルトラマンメビウス』第32話「怪獣使いの遺産」に登場。 GUYSのドキュメントMATにデータが記録されているメイツ星人の息子で、地球人と和平を結ぶ使者と偽って円盤に乗って来訪してきた宇宙人。父を殺された恨みから深く地球人を憎んでいる。 ウルトラマンメビウス / ミライに「地球とメイツ星の問題に干渉しないで欲しい」と語り、平和的解決のための話し合いを行おうとするが、ミライの身を案じて早まったリュウに腕を撃たれ、地球人に対する憎しみを再燃させる。かつての父の死に対する賠償として、「地球の大陸の20%をメイツ星に譲渡しなければ攻撃を行う」と一方的に交渉を迫るも受け入れられず、回答を待とうとさえせずに宇宙船とゾアムルチによる攻撃を開始する。やがて、ビオの父と共に生活した佐久間少年とかつて出会っていたという、コノミの勤めていた保育園の園長による説得と、その教えを受けた子供たちが見せた優しさに思いとどまるが憎しみ自体は消せず、自らの憎しみに忠実に暴れるゾアムルチを倒すことをメビウスに嘆願する。ゾアムルチが倒された後、自分の行動を悔い改めたリュウとミライに見守られながら地球を去る。 演:吉田智則(人間態、回想シーンでのビオの父も担当) デザイン:酉澤安施。当初はおしゃれな若者らしいモヒカン姿でデザインされたが、造型が難しいため、NGとなった。 着ぐるみは、『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』に登場するゼラン星人に改造された。 小説『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』では、地球に来た経緯が異なる。メイツ星でも触れてはならないとされた父の悲劇を忘れさせないために独断で地球に侵入し、父を殺した犯人やその協力者の引き渡しを迫るなど、一方的な交渉を行う。最終的にはゾアムルチを封印して地球に滞在し、CREW GUYSにユーゼアルの情報を提供する。
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