ミラージュF1B
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 00:07 UTC 版)
「ミラージュF1 (戦闘機)」の記事における「ミラージュF1B」の解説
複座練習機型。元々はクウェート空軍の要請で開発されたが、後にフランス空軍でも導入された。 本来の座席の後部に座席を追加するために、胴体を30cm延長したうえで機関砲を撤去したほか、胴体前部の燃料タンクも容量が減っている。アビオニクスはミラージュF1Cと同等のため、限定的ながら戦闘任務にも投入できる。 フランス空軍向けには20機が製造された 他、フランス空軍以外では、各国向けに以下の機体が生産された。 ミラージュF1BD - リビア向け、6機製造。 ミラージュF1BE - スペイン向け、6機製造。スペイン空軍ではCE.14Aと表記。 ミラージュF1BJ - ヨルダン向け、2機製造。 ミラージュF1BK - クウェート向け、2機製造 ミラージュF1BK-2 - クウェート向け、ミラージュF1D相当の多用途型、4機製造。 ミラージュF1BQ - イラク向け、18機発注されるが、実際にイラクに引き渡されたのは15機。
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