マイクロフォーサーズシステムとは? わかりやすく解説

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マイクロフォーサーズシステム

別名:マイクロフォーサーズ
【英】Micro Four Thirds System, Micro Four Thirds

マイクロフォーサーズシステムマイクロフォーサーズシステムとは、デジタル一眼レフカメラ高画質化を実現する通規格であるフォーサーズシステム薄型化・小型化した、ミラーレス一眼カメラ規格である。

マイクロフォーサーズシステムは、デジタル一眼レフカメラ最適な画質追求するための基本的な機能はすべて受け継ぎつつ、さらにカメラ小型化実現可能であるよう改良されている。例えば、内部ミラーレフ)を省き、すべてデジタル処理によって代替するようにされた。これによって、カメラ本体レンズとが接すレンズマウント部分から、受光する撮像素子までの距離(フランジバック)が、約2分の1短縮された。また、レンズマウント部分強度向上させることで約6mmの小径化を実現している。

また、レンズカメラ本体との間で信号やり取りするための接点が、従来9ピンから11ピンへと増設されている。このため将来的動画対応した場合にも、十分な高速処理が行えるとされる

マイクロフォーサーズシステムは、2008年5月オリンパスパナソニック松下電器産業)によって共同発表された。同年9月には対応製品発売されている。ちなみに、マイクロフォーサーズシステムでは内部ミラー部分レフ)を持たないミラーレス構造となるため、対応製品は「デジタル一眼レフカメラ」でなく「デジタル一眼カメラ」と表現されている。



※画像提供 / オリンパスイメージング株式会社
参照リンク
マイクロフォーサーズ
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マイクロフォーサーズシステム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/20 17:56 UTC 版)

マイクロフォーサーズシステムMicro Four Thirds System )は、レンズ交換式デジタルカメラにおける共通規格のひとつであり、フォーサーズシステムの拡張規格である。オリンパスパナソニックが策定し、2008年8月5日に発表した[1]。同年10月31日には1号機であるパナソニック LUMIX DMC-G1が発売された[2]




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