ブルー小隊
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「RED (村枝賢一)」の記事における「ブルー小隊」の解説
アメリカ合衆国陸軍第七騎兵連隊ブルー小隊。ブルー大尉を隊長に、4分隊25名から構成される。この物語の元凶である。 1876年、ダコタ準州ホワイトリバーにおいて、居留地に連行中のウィシャ・スーを一方的に殺戮した。エドワード・ゴールドスミスの訴えにより、第七騎兵隊の指揮官であるカスター将軍は、この事件の隠蔽を決定。隊員全員を2階級特進させ強制的に除隊、ブルー小隊を解散させた。なお、リトルビッグホーンの戦いで第七騎兵隊が全滅したのは、ブルー小隊の解散後のことである。 隊の支給品であった コルト・シングル・アクション・アーミー キャバルリー(COLT Single Action Army Cavalry、騎兵向け約7.5インチモデル)を使用する者が多い。 ブルー ブルー小隊の指揮官。階級は大尉。 凶状を持つ人物を惹きつけるカリスマを持つ。アメリカ合衆国を変容させる陰謀を巡らせており、彼の存在自体がアメリカにとっての脅威となっている。 著者あとがきに拠れば、仲代達矢を外観のモデルとしている。ウォーターズ ブルーの手下で各地にいる元ブルー小隊隊員への連絡員を務める物腰の低い小男。 “A”分隊 ジョン・テレンス ブルー小隊の副官。“A”分隊隊長。 復讐を開始したレッドを調査し、追跡している。かつてよりブルーを崇拝していたが、ブルーの真意を知って以降は疑心暗鬼となり、ブルーを怖れることとなる。残忍な性格で、徹底的な人種差別主義者であり、白人以外の人間を人間と捉えてはいない。 ヒュー・ルーカス、ブライアン・ビショップ、ノーマン・クイン、ビル・キングストン、クリストファー・ナイト カジノ船に乗るレッドらを襲撃し、返り討ちにあう。 “B”分隊 ハロルド・バーンズ(分隊長)、ハンプトン・ヒル、オーエン・ランディス、アーノルド・コッパー (AC)、ダニエル・コッパー (DC)、ギルス・グリーンウェル “C”分隊 マシュー・オコーナー(分隊長)、エドワード・ゴールドスミス(上述)、パトリック・ブーン、バージル・バリー、ロブ・モックリッジ、デニス・シーゲル 長距離支援を目的とする狙撃分隊であり、長銃身のライフルを装備する。 “D”分隊 A・G・ウエスト、コージー・サットン、ケイン、ヒーリー、ライノ、ロイ 元は人並み以上に心優しい人間たちであったが、ブルー自らによる訓練の結果、兵士としての卓越した技能と強い残虐性を持つに至った。 青の猟兵 ブルーが提唱した兵士への教育プログラムを生き残った軍の精兵。100人を超える。
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