フランスの植民地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 07:38 UTC 版)
「近代から現代にかけての世界の一体化」の記事における「フランスの植民地」の解説
詳細は「フランス第三共和政」、「アルジェリアの歴史#フランスの支配」、および「現代レバノンの歴史」を参照 第一次世界大戦後、フランスの植民地は大きく広がったわけではないが、自らの勢力圏を維持する事には結果として、成功した。だが、フランスも他の列強と同様に、それぞれの地域で独立闘争を挑まれていった。 フランスのおもな植民地としては、フランス領インドシナ、フランス領パレスチナ(現在のレバノン)、チュニジア、アルジェリア、モロッコ、サハラ、マダガスカルが掲げられる。その中でも、独立闘争が戦間期に活発に展開されたのが、ベトナムとレバノンだった。 ベトナムでは、1925年にホー・チ・ミンがベトナム青年革命同志会を結成し、1930年、それを母体にしてベトナム共産党(間もなくインドシナ共産党に改称)が成立した。インドシナ共産党は、チャン・フーによりコミンテルン路線に転じ、徹底的な弾圧をうけながらも農村ソヴィエト政権を樹立するなど農民運動を展開した。1941年、ホー・チ・ミンを中心にフランスからの独立運動組織ベトナム独立同盟会(ベトミン)が結成され、フランスとともに日本に対しても粘り強い抵抗運動をつづけた。
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