ピンクムーンリバー【ピンクムーンリバー】(草花類)
登録番号 | 第13458号 | |
登録年月日 | 2005年 10月 24日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ピンクムーンリバー よみ:ピンクムーンリバー | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社サカタのタネ | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 宇井啓修 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ムーンリバー」の枝変わりであり、花は紫ピンク色の盛咲で、小輪の1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈はやや高、節数はやや少である。茎の長径はやや細、硬さ及び折れの難易は中、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数はやや少、側枝の着生位置は主に上部、節間長はやや長、最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は巻かない、最大葉長は中、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は少である。つぼみの形は円柱形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は小、表面の色は紫ピンク(JHS カラーチャート9703)、裏面の色は淡紫ピンク(同9702)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さはやや短、幅はやや狭、数はやや少、ほう葉の形はⅠ型及びⅢ型、数は4枚、長さはやや短、がくの形は円柱形、がく筒の色は灰緑、がくの太さ及び長さは中、1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数は少、花の香りは中である。開花習性は四季咲き、早晩性は早生、がく割れの難易性は難である。「リセエンヌ」と比較して、葉のろう質が少ないこと、花表面の色が紫ピンク(同 9703)であること等で、「ピーケーハピネス」と比較して、1茎の側芽及び側枝数が少ないこと、葉のろう質が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成11年に出願者の温室(静岡県掛川市)において、「ムーンリバー」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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