ヒハツとは? わかりやすく解説

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ひ‐はつ【被髪】

読み方:ひはつ

[名](スル)髪を結わないで、ばらばらに乱していること。ざんばら髪にすること。

上古則ち男女皆—して」〈服部誠一東京繁昌記


ヒハツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/24 20:13 UTC 版)

ヒハツ(畢撥、学名: Piper longum)は、コショウ科コショウ属に属するつる性木本の1種である(図1)。インド原産であるが、アジア南部で広く栽培されている。インドナガコショウともよばれる[注 1]果実コショウに似た風味をもち、コショウと同様にスパイス香辛料)として利用されている[5]。植物の学名の起点であるリンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物 (つまり最初に学名が与えられた植物) の1つである[6]


注釈

  1. ^ a b YListでは、「インドナガコショウ」を標準和名としている[2]
  2. ^ ヒハツモドキ(ジャワナガコショウ)もナガコショウとよばれる[3]

出典

  1. ^ a b c d e f g h Piper longum”. Plants of the World Online. Kew Botanical Garden. 2021年9月11日閲覧。
  2. ^ a b 米倉浩司・梶田忠. “植物和名ー学名インデックスYList”. 2021年9月18日閲覧。
  3. ^ a b c "コショウ(胡椒)". 世界大百科事典. コトバンクより2021年9月11日閲覧
  4. ^ a b c GBIF Secretariat (2021年). “Piper longum L.”. GBIF Backbone Taxonomy. 2021年9月11日閲覧。
  5. ^ a b c 「スパイス 百花繚乱/花椒・ヒハツ…市場は09年比18%増/食の多様化、内食志向が背景」日本経済新聞』朝刊2019年10月9日(マーケット商品面)2019年10月10日閲覧
  6. ^ Linnaeus, Carolus (1753) (ラテン語). Species Plantarum. Holmia[Stockholm]: Laurentius Salvius. p. 29. https://www.biodiversitylibrary.org/page/358050 
  7. ^ a b c d e f g h i j k Dalby, A. (2002). “Long pepper”. Dangerous Tastes: The Story of Spices. Univ of California Press. pp. 89–90. ISBN 978-0520236745 
  8. ^ . 
  9. ^ a b c d e f g Piper longum”. Flora of China. Missouri Botanical Garden and Harvard University Herbaria. 2021年9月11日閲覧。
  10. ^ a b c d e f Chaveerach, A., Mokkamul, P., Sudmoon, R. & Tanee, T. (2006). “Ethnobotany of the genus Piper (Piperaceae) in Thailand”. Ethnobotany Research and Applications 4: 223-231. https://scholarspace.manoa.hawaii.edu/bitstream/10125/297/I1547-3465-04-223.pdf. 
  11. ^ ロングペッパー/Long pepper”. S&B FOODS. 2021年9月11日閲覧。
  12. ^ ロングペッパー ヒハツ”. こしょう本舗. 2021年9月11日閲覧。
  13. ^ 神農子. “生薬の玉手箱 蓽茇(ヒハツ)”. ウチダ和漢薬. 2021年4月23日閲覧。
  14. ^ NEWS ONLINE 編集部 (2021年1月23日). “「ヒハツ」「ヒハツモドキ」「島こしょう」~全部ほぼ同じコショウ”. ニッポン放送 NEWS ONLINE. 2021年9月11日閲覧。
  15. ^ a b c エスビー食品株式会社 (監修), 藤沢 セリカ (監修) (2013). “ロングペッパー”. ハーブとスパイスの図鑑. マイナビ. p. 78. ISBN 978-4839947361 
  16. ^ 田中誠司, 新井玲子, 細江潤子, 政田さやか, 袴塚高志 & 内山奈穂子 (2021). “ヒハツ, ヒハツモドキ, コショウ関連製品の流通実態調査”. 日本食品化学学会誌 28 (2): 71-81. doi:10.18891/jjfcs.28.2_71. 
  17. ^ 伊賀瀬道也 (2020). アンチエイジング医療の医師が教える! 「食事」と「生活習慣」の極意. 日東書院本社. p. 108. ISBN 978-4528023178 
  18. ^ Shoba, E., Jain, R. R., Prema, S. & Sajini, R. J. (2020). “Review on Satpal Ghrita -A Ayurvedic Formulation as an Agnidipana”. International Journal of Pharmacy and Biological Sciences 10 (3): 34-52. 
  19. ^ Maguelonne Toussaint-Samat (2008). A History of Food. John Wiley & Sons. p. 442. ISBN 978-1405181198 
  20. ^ a b c 山門健一 (1998). 香りのまちづくり : その後の展開. 沖縄大学. 48–49. ISSN 03871657. https://ci.nii.ac.jp/naid/110004642240/ 
  21. ^ a b c Philippe & Mary Hyman (1980年6月). “Connaissez-vous le poivre long?”. L'Histoire. 2022年2月4日閲覧。


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