パボとは? わかりやすく解説

≪韓国語≫パボ

別表記:papo바보、パボ

韓国語「パボ」とは、「パボ」の意味

「パボ」は「バカ」という意味の韓国語である。基本的には人を卑下する時に使われる表現であるが、恋人親し間柄ではユーモア交えおバカ」というニュアンス使われることもある。「パボ(バカ)」と単体で使うこともあるが、「~だ・~だよ」という意味の「ヤ」を後ろにつけて「パボヤ(バカだ)」と表現することが多い。「パボヤ(バカだ)」は仲の良い友達目下の人に対して使うタメ口表現であるため、目上の人に対して使うのは不適切である。また、失敗をして自分自身のことを「バカだ」と独り言を言う場合は、「パボダ(バカだ)」という表現をする。

親ばか」という表現韓国にもあり、「パボ(バカ)」という単語を使う。しかし、「アドゥルパボ(息子バカ)」、「タルパボ(娘バカ)」という言い回しとなり、日本語のように「親」という単語使わないそのほかの「パボ(バカ)」を使ったフレーズには、「パボカッタ(バカみたい)」や「パボチョロム(バカみたい)」という表現がある。「ナヌンパボカッタ(私バカみたい)」や、「ナパボチョロム(私バカみたい)」のように使う。「パボ」以外に「バカ」という意味を持つ韓国語は、「スレギ(くず)」や「サガジ(常識のない人)」、「トライ(頭のおかしい人)」などの単語がある。これらの単語比較すると、「パボ」は卑下する用語の中でもニュアンス柔らかい方である。

韓国語「パボ」のハングル表記

「パボ」のハングル表記は「바보」である。また、親ばか」という意味の「アドゥルパボ(息子バカ)」と「タルパボ(娘バカ)」は、それぞれ「아들 바보」、「딸 바보」と表記するそのほか卑下する意味を持つ「スレギ(くず)」は「쓰레기」、「サガジ(常識のない人)」は「싸가지」、「トライ(頭のおかしい人)」は「또라이」という表記である。

韓国語「パボ」の発音

바보」の発音カタカナでは「パボ」や「バボ」と表記されることが多いが、どちらの発音でも意味は通じる。「바」は語頭にあると「パ」という発音で、2文字以降にある場合は「バ」と発音することが多いため、「パ」と発音する方がネイティブに近い。「보(ボ)」はカタカナの「ボ」と同じ発音でよい。また、「パボ」は言い回しによってニュアンス変化するため、伝えたい表現合わせた発音をする。親しみ込めた表現にしたい場合は「パボヤー(バカだなー)」と語尾伸ばして言い可愛らしく表現をしたい場合は「パーボバーカ)」と間延びさせて発音するとよい。

パボ

別表記:파보

パボ(韓国語)の意味

パボ(파보)は韓国語罵り文句「アホ」「バカ」あるいは「お馬鹿さん」に相当する意味合い表現軽口として、あるいは悪口として用いられる

パボの語源

パボの語源は、「パプポ」という言葉にあると言われている。なお、このパプポというのは、ご飯意味するパプ」と怠け者意味する「ヌリンボ」や弱虫意味するコッポ」が合わさって生まれた言葉である。つまり、パボの本来の意味は、「ご飯だけ食べてぐうたらしている間抜け」である。

Pabo

(パボ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/20 22:01 UTC 版)

Pabo(パボ)は、フジテレビ系列で放送されていたクイズ番組クイズ!ヘキサゴンII』にて結成された女性アイドルグループ


  1. ^ 「恋のヘキサゴン」初回版DVDでの木下優樹菜談。
  2. ^ 里田まい(カントリー娘。) - ウェイバックマシン(2008年1月19日アーカイブ分)
  3. ^ アラジンとfamille 〜ファミーユ〜はPabo全員参加となる。


「Pabo」の続きの解説一覧

「パボ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「パボ」の関連用語

パボのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



パボのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのPabo (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS