パナマ基地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 08:51 UTC 版)
「コズミック・イラの施設」の記事における「パナマ基地」の解説
北米大陸と南米大陸の境にあるパナマ運河付近にある地球連合軍の基地。 マスドライバー施設「ポルタ・パナマ」がある基地で、月面プトレマイオス基地に対する補給路の一つ。C.E.17年に大西洋連邦と南アメリカ合衆国の共同国家プロジェクトとして建設された。C.E.70年に南アメリカ合衆国がプラントの「クライン議長の積極的中立勧告」を受託すると地球連合軍に軍事占領され、南米大陸は強制的に大西洋連邦に吸収された。 東アジアのカオシュン宇宙港とアフリカのビクトリア宇宙港が陥落し、地球連合軍に残された最後の大規模宇宙港であったが、C.E.71年5月25日、ザフトのパナマ攻略戦において、ザフトが使用した対電子機器用特殊兵器グングニールによってマスドライバーごと破壊された。EMP対策が不足していた地球連合軍側の兵器や施設は全て機能を停止し、戦闘能力を喪失したが、ザフト軍側が投降の姿勢を見せた連合軍兵士に対してMSの重火器で殺戮するという行為に及び凄惨な光景が広がる事となった。 C.E.73年時点では所在地の南アメリカ合衆国が先の大戦での連合からの仕打ちから地球連合の「世界安全保障条約機構」に加盟した状態にあるが、同基地とマスドライバーの動向は不明。ただし、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』作中第39話においてヘブンズベース攻防戦後、逃亡したブルーコスモス盟主ロード・ジブリールの逃亡先として名前が挙がっている。
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