リニアガン・タンク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 06:40 UTC 版)
「地球連合軍の艦船及びその他の兵器」の記事における「リニアガン・タンク」の解説
『SEED』『SEED MSV戦記』『SEED DESTINY』『STARGAZER』などに登場。連合軍の主力戦車。 ボディには4基の無限軌道ブロックが存在。これらにはそれぞれ独立したモーターが存在する。車輪には無限軌道が破損しても走破を続けられる高性能モーターを内蔵するほか、本体と軸でつながっているケースの角度を変えて車高を上げることも可能。車体に比べ長大なリニアガンを有し、攻撃力・防御力・機動性を兼ね備える。一方で、対核装備は施されていない。コックピットは3座式となっており、3名でコマンダー、ガナー、ドライバーを担当するのが通例。動力はモーター発電によるパワーパックを採用。 バリエーション オーブ軍も同型を所有・配備しているが、カラーリングが異なり連合側のブラウン(カーキ)色ではないグリーン色となっている。 武装 リニアガン リニアモーターカーのように浮かせた弾丸を投射する。弾体の加速は同時代のレールガンに劣るものの、砲身を延長する事で加速度を得る方式を採用している。また、砲身と弾丸が摩擦しないため、レールガンと比較し砲身が劣化し辛いメリットを有している。主砲であるリニアガンの弾丸は菱形状の砲身内に合わせて四角く加工されたものが使用され、APFSDSやフェイズシフト装甲対応タンデム弾頭なども現存・開発中だという。 4連スモーク・ディスチャージャー 本体両側面に2基装備する。 装填個所は不明だが、SEED MSV戦記 『Field 01:エル・アラメイン C.E.70』」 の劇中では、赤外線照明弾、散乱チャフ、フレアデコイらの電子妨害装置を併用している展開が描かれている。 FUJIYAMA社製熱紋追尾ミサイル エル・アラメイン攻防戦においてザウートを相手に使用された。装備個所は不明。 作中の活躍 『機動戦士ガンダムSEED』『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』 アニメ両本篇ではJOSH-A(アラスカ本部)、パナマ基地、インド洋前線基地、ヘブンズベースなどの守備隊として防衛にあたり、SEED第35話(HDリマスターでは33話)ではザウートの無限軌道を破壊し横転に追い込むも加勢のバクゥには全く歯がたたなかった。また守備隊としてだけでなくビクトリア基地の奪還戦(第三次ビクトリア攻防戦)にも投入されておりSEED第41話(HDリマスターでは39話)では戦闘終了後の基地付近に残骸が確認できる。 『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』 南米フォルタレザにて単独で操縦していたレイエス機にエドモンド・デュクロが同乗し、ジン タイプ インサージェントと交戦。下半身を砲撃しなんとか行動不能までに追い込むも、無反動砲の反撃を受け大破した。 『SEED MSV戦記』 エル・アラメイン会戦においてユーラシア連邦所属のモーガン・シュバリエ率いるタンク&ヘリ部隊とザフトのバルトフェルド隊が交戦。Nジャマーの登場で通信障害が重度化した戦場を逆手にとり、地雷なども交えたトラップと鍛えぬいた隊員同士の“察し(暗黙の了解)”だけでフォーメーションを駆使しザウート部隊を終始圧倒。副隊長のマーチン・ダコスタ機も撃墜寸前まで追い詰めるが、バルトフェルド駆る増援のバクゥ部隊に敗北した。
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