バークリー
バークリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 03:57 UTC 版)
ジョージ・バークリは、外的な世界は完全にideaの複合体でしかない、とする物体的世界は、神が人間に与えた表象の世界でしかないのであり、それ自体としては存在しない、とする。自然の法則も我々のideaにおいてのみ成立する、とする。
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バークリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/07 07:56 UTC 版)
詳細は「バークリ」を参照 ジョージ・バークリーは、ロックの経験論を承継しつつ、ロックが物体を実体とした上で、物体の第一性質と第二性質を区別したことを批判した。彼は、両者の区別を否定し、実体とは同時的なる観念の束(bandle or collection of ideas)に他ならないと考えた。このような考え方から、彼は、物体が実体であることを否定し、知覚する精神と、神のみを実体と認めた。このことを端的に表す有名な言葉として「存在とは知覚されてあることである」(There esse is percipi)がある。ロックの経験論は独我論と懐疑論の中道を目指す経験的実在論を基礎にしていたが、バークリはロックに潜むデカルト主義者的観念論を見出し、デカルトと同様に神を持ち出さざるを得なくなったのである。
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