バイメタル式湿度計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/01 05:38 UTC 版)
測定部分は、塩分を染みこませた濾紙を感湿材として金属(真鍮)の薄板に貼りあわせ、ゼンマイ形のコイル状に巻いたものである。湿度が上がると紙は吸湿して膨張し、いっぽう真鍮は伸びないためコイルが変形して、ゼンマイが巻きあげられ先端の指針を動かす。構造が単純で安価なため家庭用として広く普及しているが、誤差が10%以上生じる場合があるなど精度は高くない。また数年でコイルが劣化して寿命となる。
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