薄板とは? わかりやすく解説

うす‐いた【薄板】

読み方:うすいた

薄い板。⇔厚板

花器などの下に敷く薄い板。畳床(たたみどこ)、また直接畳に花器を置くときに用いる。

食品を包む、紙のように削いだ板。経木(きょうぎ)。

薄い板に巻いた薄地絹織物。薄盤。薄板物。


薄板

読み方:ウスイタ(usuita)

サジラン別称
ウラボシ科常緑多年草

学名 Loxogramme saziran


薄板

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 15:08 UTC 版)

鋼板」の記事における「薄板」の解説

厚さ3mm未満鋼板は、薄板(薄鋼板、英:steel sheet)と呼ばれるコイル状に巻くことも可能で、そのようなものは鋼帯あるいは帯鋼(英:steel strip あるいは steel coil)と呼ばれる。 薄板は、半製品の鋼片(「スラブ」と呼ばれる転炉電気炉製鋼された鋼を鋳造したもの)を圧延することによって製造されるスラブはまず加熱炉1000以上に加熱され続いて複数粗圧延機・仕上圧延機によって一定の薄さ圧延熱間圧延熱延)される。圧延作業完了した鋼は冷却されコイル状に巻き取られ必要な場合にはコイルスリット切れ目)を入れ幅の調節をしたり、剪断して板状の切板に加工したりする。切板は熱延鋼板コイル状のもので板幅が600mm未満のものは熱延帯鋼、600mm以上のものは広幅熱延帯鋼呼ばれ3つ総称して熱延薄板類と呼ぶ(ただし、メーカーによっては熱延薄板類を指して熱延鋼板」と呼ぶ場合もある)。連続して熱延薄板類を製造できるこの熱間圧延機は連続熱間圧延機(ホット・ストリップ・ミル)と呼ばれるかつては、切板のみを製造する非連続式の熱間圧延機(プル・オーバー・ミル)も存在した熱延薄板類の用途自動車部品などがあるが、多く後述冷延薄板類や鋼管軽量形鋼など次工程製品原板回される熱延帯鋼広幅熱延帯鋼常温で、冷間圧延機(コールド・ストリップ・ミル)によって再圧延(冷間圧延したもの冷延薄板類と呼ばれる熱延鋼板類の場合同様に剪断された切板を冷延鋼板、板幅600mm以上のものを冷延広幅帯鋼、600mm未満のものをみがき帯鋼という(冷延薄板類を単に「冷延鋼板」と呼ぶ場合もある)。熱延薄板類よりも薄く表面形状加工性優れる。用途自動車車体電気機器など。 薄板に錆を防止するための表面処理加工施したものが表面処理鋼板である。原板冷延薄板類が大半だが、熱延薄板類を原板とするものもある。亜鉛めっきした亜鉛めっき鋼板スズめっきした錫めっき鋼板ブリキ)、クロム酸処理施したティンフリースチール塗装施したカラー鋼板塗装鋼板・プレコート鋼板)が代表的概ね厚さ1mm未満の薄板は精密圧延品もしくは箔、薄手区別されており、通常の薄板と比べて圧延設備圧延回数異なる。統計上表されないものの、独特の業界形成されており、顧客とする業界異な傾向がある。(磨帯鋼ステンレス精密圧延品)熱延薄板もしくは冷延薄板を他社から調達し複数回の冷間圧延を施す再圧専業メーカー(リローラー)も多く存在している。

※この「薄板」の解説は、「鋼板」の解説の一部です。
「薄板」を含む「鋼板」の記事については、「鋼板」の概要を参照ください。

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薄板

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 02:15 UTC 版)

和語の漢字表記

  1. うすいた参照

「薄板」の例文・使い方・用例・文例

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