ハナカマキリ科 Hymenopodidae
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 02:03 UTC 版)
「カマキリ」の記事における「ハナカマキリ科 Hymenopodidae」の解説
複眼は大きく横または上方に突き出す。複眼の間には複眼よりも小さな突起がある。 ヒメカマキリ Acromantis japonica Westwood, 1849 体長:オス25 - 33mm、メス25 - 36mm 分布:本州、四国、九州、対馬、屋久島、奄美大島 樹上性で小型のカマキリ。緑色型と褐色型が存在。オスの羽は黒っぽく艶があるが、メスは艶があまりなく褐色に濃い褐色の斜めの縞模様がある。後翅が長くて前翅よりも後ろにはみ出し、その両側がとがる特徴がある。この科の幼虫は腹部を持ち上げるような格好が多く見られるが、コカマキリの初齢やハラビロカマキリにも見られるので、本科だけの特徴ではない。明かりにも飛来する。 体が小さい分動きが素早く、追い詰められると他のカマキリにはあまり見られない擬死行動を採る。オオカマキリの褐色型のような体色が殆ど。 サツマヒメカマキリ Acromantis australis Saussure, 1871 分布:九州
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