ハイ・ハーバーとは? わかりやすく解説

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未来少年コナン

(ハイ・ハーバー から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/19 10:23 UTC 版)

未来少年コナン』(みらいしょうねんコナン)は、日本アニメ作品。日本放送協会 (NHK) にて、毎週火曜日19時30分(日本時間)からの30分放送枠で、1978年昭和53年)4月4日から10月31日にかけて放送された。全26話。製作会社は日本アニメーション監督宮崎駿


注釈

  1. ^ 海外との合作を含めればこの限りではなく、1970年にアメリカのランキン/バスプロと日本の東映動画の合作である「進めや進め!スモーキー」を放送していた。
  2. ^ アニメ版ではこのエピソードは第19話「大津波」と第25話「インダストリアの最期」に分けられて順番を逆にして使用されているため、「インダストリア崩壊」と「ハイハーバーを襲う津波」は無関係になっている。
  3. ^ 『秘密の花園』は後の1991年4月に『アニメひみつの花園』のタイトルでアニメ化された。
  4. ^ 2011年(平成23年)8月から、YouTubeにおいて坂巻貞彦が編集・投稿したと思われる本作のストーリーボードをスライド映像に編集したものが公開されている。説明文によれば、1994年(平成6年)から構想・制作に取りかかっていたことが窺える。
  5. ^ 第19話ではまだコナンと敵対しており、彼に発砲する場面が見られたが、大津波がハイハーバーを襲った際には、コナンがダイスにモンスリーを助けるよう頼んだことで危機を脱している。
  6. ^ 表記揺れについて、原作の翻訳[22]では「ジムシイ」、設定資料には「ジムシィ」と記されている。(あるいは、それが多い)一方で、作中のクレジットタイトル(エンディングのクレジット)には「ジムシー(青木和代)」とある。本項での表記は、製作現場で使われていたであろう前者で統一する。
  7. ^ 他の人物が運用した際は単純作業に用いられていたのに対し、ダイスが操縦した際は人間的な挙動を見せるなど、明らかに他の人物より操縦に長けている描写がある。
  8. ^ 原作でもダイスは最後までコナンやラナの味方にはならず(モンスリーに当たるマンスキーは一応協力的になる)、終盤で脱走者のコナンを捕まえようとピストルを抜く場面が実質最後の絡みになる、最終的な生死も不明(内田、訳(2012)p.252)。
  9. ^ モンスリーはのこされ島でおじいと対峙した際、自分の口から最終戦争での悲惨な経験を話している(第1話)。当時8歳だったモンスリーは、最終戦争で家族を失った上、大津波に巻き込まれてしまっていた。気を失って海上を漂流していたところをガンボートに保護されたことで、インダストリアに移住したことが判明する(第19話・モンスリーの回想より)。
  10. ^ これは、『天空の城ラピュタ』が本作の続編企画を転用したことに由来すると思われる。[独自研究?]
  11. ^ 彼に限らず、原作小説ではインダストリアの最期が描写されず(津波などから間接的に滅びた描写があるのみ)ため、大半のインダストリア市民はどうなったのか不明。また、ハイハーバー内にいた人たちも、ラストで津波から逃げられた人達はそれなりにいるが一切個人特定ができる描写がないため、コナンとオーロ以外は最終的な安否は不明。
  12. ^ 名前は日本アニメーションの公式サイトの情報[32]に基づく。
  13. ^ 読みは「かたおかひかる」。児童文学者、詩人。1933年、中国大連市に生まれ、少年期を北京市で過ごす。第二次世界大戦敗戦の混乱期に帰国、1957年慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、1957年、ラジオ東京(現・TBS)に入社。1963年退社し、執筆活動に入る。『とんでったバナナ』『グリーングリーン』ほか多数の童謡・合唱曲を作詞。1999年、東京家政大学教授、2002年、同学長に就任、2008年退任まで子育て支援・大学と地域の協働に取り組む。現在、東京家政大学名誉教授・顧問。社会福祉法人緑伸会理事長、一般財団文民教育協会理事長、子どもの文化研究所所長、NPO法人語り手たちの会理事長。
  14. ^ 読みは「かまたなおよし」。1953年2月22日生まれ。愛媛県出身。声楽家。東京芸術大学卒業、同大学院修了。大学院在学中の82年、『ぺレアスとメリザンド』のペレアス役に抜擢される。同年渡欧。パリ・エコール・ノルマル音楽院首席修了。二期会会員。定年退官まで東京学芸大学教授として多くの後進育成に携わった。
  15. ^ 青森県八戸市出身。1975年ハロージャンボ音楽祭にてグランプリを受賞。1979年第3回NHK子供の歌コンクールに『青い鳥』が入賞。青森県と東京都を中心に数カ所でクワイア(合唱)、音楽教室の講師として活動しつつ、ライブハウス・教会・少年院・刑務所・病院・福祉施設等、全国各地でライブ、コンサートを開催。音楽活動の中心はギターの弾き語りであり、主要なレパートリーは世界及び日本の美しい歌、賛美歌、オリジナル曲。
  16. ^ a b 第1話のプロローグ部分(第2話以降はアバンタイトルとして使用)は尺の関係でカットされた。

出典

  1. ^ 『朝日ソノラマ ファンタスティックコレクションシリーズNo.15 未来少年コナン』 (1978), p. 21.
  2. ^ a b 宮崎駿 (1996), p. 437, 「『コナン』を語る」.
  3. ^ 宮崎駿 (1996), p. 433.
  4. ^ 宮崎駿 (2013), p. 260.
  5. ^ 内田、訳(2012)p.14・20
  6. ^ 内田、訳(2012)p.8
  7. ^ 宮崎駿 (1996), p. 434, 「『コナン』を語る」.
  8. ^ NHK BS2『お宝TVデラックス テレビアニメ進化論』2008年12月6日放送
  9. ^ 宮崎駿 (1996), p. 435, 「『コナン』を語る」.
  10. ^ 『アニメージュ1996年9月号』 1996, 「本郷みつると仲間たちPART2」 [要ページ番号]
  11. ^ 堀田 & ガイナックス (2005), p. 93.
  12. ^ 小川びい、小黒祐一郎「アニメの作画を語ろう animator interview 井上俊之(1)」 WEBアニメスタイル 2001年3月29日
  13. ^ 小川びい、小黒祐一郎「アニメの作画を語ろう animator interview 田中達之(1)」 WEBアニメスタイル 2003年9月29日
  14. ^ 『ロマンアルバム・エクストラ 61 風の谷のナウシカ』 (1984), p. 114.
  15. ^ 堀田 & ガイナックス (2005), p. 370.
  16. ^ 富野 (1999), pp. 72–73.
  17. ^ 押井 (2004), pp. 178–179.
  18. ^ 「THE 世界名作劇場展」での本作品での説明表記より
  19. ^ 岡田 1995 [要ページ番号]
  20. ^ 佐野 (1996), p. 136.
  21. ^ IMDb cast (1978).
  22. ^ 内田、訳(2012)p.76
  23. ^ 内田、訳(2012)p.51-53・97-100
  24. ^ a b 『朝日ソノラマ ファンタスティックコレクションシリーズNo.15 未来少年コナン』 (1978), p. 74.
  25. ^ a b 『朝日ソノラマ ファンタスティックコレクションシリーズNo.15 未来少年コナン』 (1978), p. 76.
  26. ^ a b c d 『青島文化教材社 未来少年コナン No.4 ロボノイド ダイス船長版 1/20スケール プラモデル』 2019, パッケージ上の解説
  27. ^ 『朝日ソノラマ ファンタスティックコレクションシリーズNo.15 未来少年コナン』 (1978), p. 78.
  28. ^ 『朝日ソノラマ ファンタスティックコレクションシリーズNo.15 未来少年コナン』 (1978), p. 73.
  29. ^ a b c d e f g h i j 『青島文化教材社 未来少年コナン No.1 空中要塞 ギガント 1/700スケール プラモデル』 2013, パッケージ上の解説
  30. ^ 『朝日ソノラマ ファンタスティックコレクションシリーズNo.15 未来少年コナン』 (1978), p. 26.
  31. ^ DVD『未来少年コナン 7』 (2001), 付属冊子.
  32. ^ キャラクター”. 公式ウェブサイト. 未来少年コナン. 日本アニメーション. 2020年5月27日閲覧。
  33. ^ DVD『未来少年コナン 6』 (2001), 付属冊子.
  34. ^ 『朝日ソノラマ ファンタスティックコレクションシリーズNo.15 未来少年コナン』 (1978), p. 30.
  35. ^ DVD『未来少年コナン 5』 (2001), 付属冊子.
  36. ^ 切通 2001, p. 64 [出典無効]
  37. ^ 大塚 & 森 (2006), p. 85.
  38. ^ 大塚 & 森 (2006), p. 161.
  39. ^ 大塚 & 森 (2006), p. 46.
  40. ^ 大塚 & 森 (2006), p. 159.
  41. ^ 宮崎駿 (1996), pp. 98–99, 「私にとってのシナリオ」.
  42. ^ 『劇場アニメ70年史』 (1993), p. 76.
  43. ^ 石黒 (1980), pp. 185–187.
  44. ^ a b c d 『アニメージュ 1979年9月号』 1979, 「劇場公開決定! 未来少年コナン おまえの最期の大冒険がいま、はじまる」 [要ページ番号]
  45. ^ 切通 2001, p. 160 [出典無効]
  46. ^ 上野 (1986), pp. 92, 115.
  47. ^ アニメワールド+BLOG:NHK:BSプレミアム 夏休みアニメ特選のお知らせ[リンク切れ]
  48. ^ NIPPON ANIMATION NEWS:NHK-BSで劇場版「未来少年コナン」(HD版)再放送[リンク切れ]
  49. ^ “宮崎駿「未来少年コナン」舞台化、インバル・ピントとダビッド・マンブッフの演出で”. ステージナタリー (ナターシャ). (2023年12月28日). https://natalie.mu/stage/news/555100 2023年12月28日閲覧。 
  50. ^ 『B-CLUB 1998/3 VOL.148』 (1998), p. 25, 「Head Line インタビュー 渡辺繁」.
  51. ^ ニューマスター使用の「未来少年コナン」が再発売 AV Watch 2001年6月14日
  52. ^ 「DVD発売日一覧」 10月9日の更新情報 AV Watch 2007年10月10日
  53. ^ 未来少年コナン 英語吹替・4K版素材制作”. 【VIPO】映像産業振興機構 (2022年4月22日). 2023年7月3日閲覧。
  54. ^ Hayao Miyazaki's Future Boy Conan on Blu-ray & Digital [Official Trailer, GKIDS]. YouTube: GKIDS Films. 28 October 2022. 2023年7月3日閲覧
  55. ^ 再放送「コナン」の画角に「がっかり」の声”. デイリースポーツ (2020年5月4日). 2020年5月9日閲覧。
  56. ^ TVアニメ「キングダム」放送延期のお知らせ”. TVアニメ「キングダム」公式サイト (2020年4月26日). 2020年4月27日閲覧。
  57. ^ nhk_animeworldのツイート(1322918934731923456)
  58. ^ 録画失敗!悲鳴殺到の未来少年コナン最終回、再放送が決定「もろもろご準備を」”. デイリースポーツ (2020年11月6日). 2020年11月11日閲覧。
  59. ^ 読売新聞1981年5月15日24面「テレビ欄」読売新聞縮刷版1981年5月p520
  60. ^ 読売新聞1981年6月19日24面「テレビ欄」読売新聞縮刷版1981年6月p706
  61. ^ 読売新聞1984年4月10日24面「テレビ欄」読売新聞縮刷版1984年4月p388
  62. ^ 読売新聞1984年10月2日24面「テレビ欄」読売新聞縮刷版1984年10月p74



ハイ・ハーバー

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キャプテンキッド」の記事における「ハイ・ハーバー」の解説

通称戦士の島」とも呼ばれるカリブ海小島ハリケーンで海に流されまたも記憶喪失になったキッド一時期暮らしていた。

※この「ハイ・ハーバー」の解説は、「キャプテンキッド」の解説の一部です。
「ハイ・ハーバー」を含む「キャプテンキッド」の記事については、「キャプテンキッド」の概要を参照ください。

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