ネミ湖を描いた美術作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 04:08 UTC 版)
ネミ湖はローマから近く、また夏期の別荘地であるため多くの画家がネミ湖を訪れ、その風景を描いている。 主な画家と作品 クロード・ロラン:ヌマの死を悼むエゲリア。この絵の背景はネミ湖と言われている。 リチャード・ウイルソン:カプチン修道院のテラスから見たネミ湖とジェンツァーノ、1750年頃。 ジョン・ロバート・カズンズ:ネミ湖とジェンツァーノ・ディ・ローマ 1788年頃 ジョセフ・ライト:ネミ湖、日の入り, 1790年頃。 ジャン=ヴィクトール・シュネッツ:ネミ湖で水浴する二人の娘。(1830年頃か) ジャン=シャルル・ジョゼフ・ルモンド:ネミ湖、1830年頃。 ジャン=バティスト・カミーユ・コロー:ネミ湖の思い出、1843-45年、フィラデルフィア美術館。 ジョージ・イネス:ネミ湖、1857年, イェール大学美術館, ジョージ・イネス:ネミ湖、1872年。 ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー:ネミ湖。 ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー:ネミ湖-2。尚、ターナーの絵画『金枝』はイギリスの社会人類学者ジェームズ・フレイザーの著書『金枝篇』によってネミ湖とディアーナ女神に結びつけられているが、実際はイタリアのプテオリ近くにある古代には底なしで冥界の入り口だといわれたアウェルヌス湖と巫女のシビュラを描いたものである。 サンフォード・ロビンソン・ギフォード:ネミ湖Ⅱ 。 ヌマの死を悼むエゲリア、クロード・ローラン, ネミ湖とジェンツァーノ・ディ・ローマ、ジョン・ロバート・カズンズ, 1788年頃 ネミ湖の夕日、ジョセフ・ライト,1790年頃 ネミ湖 ,ジョージ・イネス, 1857年, イェール大学美術館,油彩 ネミ湖,ジョセフ・ライトの作品を版画化したと考えられている,1831年 金枝, J. M. W. ターナー,ジェームズ・フレイザーが『金枝篇』の口絵として用いた。 文学では アンデルセンの『即興詩人』の舞台となっている。また飯田善國により『ネミ湖にて』という詩集が作られている。
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