ニードルバルブ
針状をした流量調整弁。例えば可変ベンチュリーキャブレーターにおいては、針状の弁体を円環状の弁座内で上下させ、燃料通路面積を変化させる。キャブレーターのフロートチャンバー内の燃料液面を一定に保つために、フロートの位置により開閉するフロートバルブをニードルバルブと呼ぶこともある。液面が下がると燃料ポンプから燃料が供給され、液面が規定の位置になるとフロートの浮力によりニードルバルブが弁座に当たり、遮断する。この遮断用のニードルの先端部は円錐状のものと球状のものとがある。
ニードルバルブ (needle valve)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/14 03:35 UTC 版)
「バルブ」の記事における「ニードルバルブ (needle valve)」の解説
グローブバルブに近い構造で、弁体の形状が、針(ニードル)のように細長い円錐形をしており、流体の流量の微量な調節ができるようになったバルブ。針弁とも。用途は塗装用スプレーガン(エアブラシ)、キャブレターなど。
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