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ドラゴンボール改
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/05 20:43 UTC 版)
(DB改 から転送)
| ドラゴンボール改 | |
|---|---|
| ジャンル | バトル、アクション |
| アニメ | |
| アニメーション制作 | 東映アニメーション |
| 製作 | フジテレビ、東映 |
| 放送局 | フジテレビ、ほか |
| 放送期間 | 2009年4月5日 - 2011年3月27日 |
| 話数 | 全97話+未放送1話 |
| その他 | 第98話は未放送 |
| ■テンプレート使用方法 ■ノート | |
| ウィキプロジェクト | アニメ |
| ポータル | アニメ |
『ドラゴンボール改』(ドラゴンボールかい)は、鳥山明の漫画作品『ドラゴンボール』を原作とする、東映アニメーション制作のテレビアニメ。正式なタイトルは、13話までは『放送開始20周年記念アンコール ドラゴンボール改 鳥山明オリジナルカット版』、14話以降は『ドラゴンボール改』のみに。略称は「DB改」、タイトルの「改」は鳥山明本人が命名したものである。シリーズ最後の地上アナログ放送でもある。
目次 |
概要
1989年4月26日から1996年1月31日までフジテレビ系列で放送されたテレビアニメ『ドラゴンボールZ』のうち魔人ブウ編を除くサイヤ人編から人造人間・セル編までをデジタルリマスター再編集版として2009年4月5日から2011年3月27日まで同系列で放送された。テレビシリーズのレギュラー放送としては、『ドラゴンボールGT』が終了した1997年11月以来、11年4ヶ月ぶりとなる。
原作者の鳥山明自らが監修に携わり、音楽は新規の物に差し替えられアフレコも新規に行われた。既に故人となっている声優については別の声優を起用し、それ以外でも敵キャラクターを中心に声優の変更が行われた。『Z』では放送内容が原作に追いつかないように、回想シーンを多く挿入したりアニメオリジナルエピソードを挿入するといった引き伸ばし措置が行われていたが、本作では原作が既に完結済みであるためスピーディーな展開が可能となりオリジナルエピソード等を大幅に省略し[1]、演出のテンポを早める事で『Z』の2話から数話分の展開を1話でこなしている。
2010年5月24日よりアメリカ・アニメ専門チャンネルの『ニックトゥーン』(Nicktoons)でも放送を開始。放送当初から9歳-14歳、12歳-17歳、9歳-14歳(男)、12歳-17歳(男)の4カテゴリで、第1話の視聴率が同局の開局以来の最高視聴率を記録する好調なスタートとなった[2]。
これまでのテレビシリーズとは異なり前回のあらすじはアバンタイトルで行われ、次回予告がEDの後に設けられている。
震災による影響
アニメ雑誌等の情報では全98話と告知されていた。しかし最終回直前に起こった東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に伴う報道特番の影響で3月13日の放送が急遽中止となった。
この影響から最終回となるはずだったトランクスが未来の人造人間と決着をつけるエピソード(98話)が放送されなかった。なお、このことに関しては厳密に言うと後番組『トリコ』の放送開始(4月3日)が繰り下げられず、加えて本作の別時間枠での振り替え放送も行われなかったことによるものである(関連記事)。
この98話は人造人間・セル編「Blu-ray BOX4」及び「DVD 15巻」にて、番外編「未来に平和を! 悟空の魂よ永遠に」として収録されている。
内容・変更など
音楽や画面アスペクト比(画面の上下を切って16:9)に変更があるほか、音声面ではモノラル放送からステレオ放送となった。2009年9月18日から発売が開始されているBlu-ray DiscにはTV放送でカットされた上下部分を含めたフル画面(フルHD内画角=ピラーボックス)で収録されている(DVDは16:9のまま)。
幼少の男性器、多量に吐く出血や刺激が強いシーン(ポケモンショック)・点滅シーンなどの描写は、『Z』放送当時は問題なかった部分でも現在の放送倫理上問題のあるシーンについては、トレースによる描き直しで修正が加えられている。また、現在の放送倫理上過激な台詞の変更や現在の職務名に合わせた細かい変更(18話・19話における「看護婦」→「看護師」)もある。
上述のとおり本編の一部シーンは新たにデジタル技術によりトレースで描き直されているが、それ以外のシーンについてはフィルム映像の再利用であるため、一話の中でデジタルとアナログの両方の素材が混在している。デジタル素材の部分は解像度の低い16mmフィルムのアナログ素材との違和感を無くすため、多少のぼかし処理が加えられている[3]。
次回予告については悟空の「オッス、オラ悟空!」という掛け声などは『Z』とほぼ同様だが、いくつか変更が加えられている。
| 話数 | 次回予告内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 1話 - 45話 | 『Z』とほぼ同様。悟空の掛け声から始まり、悟空と次回に活躍しそうなキャラや、そのキャラに関わる人物と掛け合いをする。最後に悟空がタイトルを告げ、悟飯が一言コメントする。 | |
| 46話 - 97話 | 最後のコメントが、その回における重要キャラクターの、次回における重要な台詞などに変更。 | 53話 - 56話では悟空が生死不明になっていたため、演出の都合上53話ではヤムチャ、54話では悟飯、55話ではフリーザが掛け声を担当し、以降は散発的に悟空以外のキャラの掛け声から始まることもあった。 |
アイキャッチについては、悟空がかめはめ波(Aパート終了後)と元気玉(Bパート開始前)を放ち、画面を2分割するシーンは不動だが、それぞれの後に登場するキャラクターなどは物語が進展するたびに入れ替えが行われている。
第55話以降では画面分割シーンの悟空は人造人間編以降の亀仙流胴着(胸と背中のマークと帯の結び目無し)に変更されている。
| 話数 | Aパート終了後 | Bパート開始前 |
|---|---|---|
| 1話 - 3話 | 孫悟空/孫悟飯 | 孫悟空・ピッコロ/ラディッツ |
| 4話 - 8話 | 亀仙人・ウミガメ/ブルマ・クリリン | 孫悟空/北銀河の界王・バブルス・グレゴリー |
| 9話 - 12話 | クリリン・孫悟飯・ピッコロ・六星球/ヤムチャ・天津飯・餃子 | ベジータ/ナッパ・栽培マン4体 |
| 13話 - 17話 | 孫悟空/ベジータ | 孫悟空・孫悟飯・クリリン・ヤジロベー/ベジータ |
| 18話 - 20話 | ブルマ・宇宙船/孫悟飯・クリリン | ベジータ/キュイ |
| 21話 - 23話・25話 | フリーザ(第1形態)/ドドリア・ザーボン | 孫悟空/宇宙船 |
| 24話・26話 - 28話 | クリリン・孫悟飯・ブルマ/デンデ・ムーリ・カルゴ・ナメック星人3人 | 天津飯・ピッコロ・ヤムチャ・餃子/北銀河の界王 |
| 29話 - 32話 | ギニュー特戦隊(ギニュー・ジース/リクーム・バータ・グルド) | ベジータ/孫悟飯・クリリン |
| 33話 - 37話 | 孫悟空/ギニュー | フリーザ(第1形態)/最長老・ネイル |
| 38話 - 40話 | フリーザ(第2形態)/ベジータ・孫悟飯・クリリン | ポルンガ/ピッコロ |
| 41話 - 47話 | 孫悟空/フリーザ(最終形態) | 孫悟飯・クリリン/ピッコロ |
| 48話 - 54話 | 孫悟空(超サイヤ人) | フリーザ(最終形態フルパワー) |
| 55話 - 56話 | メカフリーザ・宇宙船/コルド大王 | ベジータ・ピッコロ・孫悟飯・クリリン/ヤムチャ・天津版・餃子・ブルマ・プーアル |
| 57話 - 58話 | 孫悟空(ヤードラット星の衣装)/青年トランクス | 孫悟空(超サイヤ人)/青年トランクス(超サイヤ人) |
| 59話 - 63話 | ベジータ・ヤムチャ・天津版/孫悟空・ピッコロ・クリリン・孫悟飯 | 人造人間19号/人造人間20号 |
| 64話 | 人造人間16号/孫悟空 | 人造人間17号/人造人間18号 |
| 65話 | ベジータ(超サイヤ人)/クリリン・天津飯・ピッコロ | |
| 66話 - 68話 | ピッコロ/孫悟空 | 人造人間16号/人造人間17号・人造人間18号 |
| 69話 | セル(第1形態) | |
| 70話 - 71話 | 人造人間16号/孫悟空 | |
| 72話 | ヤムチャ・天津版/孫悟空・ピッコロ・クリリン・孫悟飯 | 人造人間17号/人造人間18号 |
| 73話 | 人造人間17号/ピッコロ | セル(第1形態)/人造人間16号・人造人間18号 |
| 74話 | 人造人間17号/人造人間18号 | セル(第1形態)/人造人間16号 |
| 75話 | 人造人間16号/セル(第2形態) | |
| 76話 - 79話 | トランクス(長髪)/超ベジータ | 人造人間16号・人造人間18号/セル(第2形態) |
| 80話 - 82話 | セル(完全体/第2形態) | |
| 83話 | ベジータ・天津飯・ヤムチャ/クリリン・トランクス(長髪)・ピッコロ | セル(完全体)/セルゲームリング上のセル(完全体) |
| 84話 - 91話 | 孫悟空(超サイヤ人)/孫悟飯(超サイヤ人) | |
| 92話 - 93話 | 孫悟飯(超サイヤ人)/孫悟空(超サイヤ人)・ピッコロ・トランクス(超サイヤ人)・クリリン | セル(完全体)/セルジュニア |
| 94話 - 97話 | 孫悟飯(超サイヤ人2) | セル(超完全体) |
| 98話(番外編) | ベジータ・天津飯・ヤムチャ/クリリン・トランクス(長髪)・ピッコロ | 人造人間17号/人造人間18号 |
人造人間編より番組終了後エンドカードとして、EDの悟空たちの一枚絵が使用されコメントが書かれていたが、テレビでは未放送の98話のみ『Z』の前期OPのラストシーンを基にした新規カット[4]が挿入され、「みんな、また会おうぜ!」と書かれていた。
本枠では『ドリーム9』とされているためアイキャッチにそのロゴが表示されているが、関東や新潟地区以外ではそのテロップは表示されていない。
開始アバンタイトルで表示されていた『放送開始20周年記念アンコール』と『鳥山明オリジナルカット版』が14話から無くなり、『DRAGON BALL改』のロゴのみを上半分に出し、下半分には関東地域のみ『ドリーム9』のロゴを出している。
提供クレジット読みはフジテレビのみOP提供後に悟空、次回予告後に悟飯が行い、その他の局では各局でのクレジット送出とアナウンサーによる読みになっている。
2009年11月1日放送分からは次番組『ONE PIECE』の簡易予告が流れテロップで関東のみ送出されている。
『ゲゲゲの鬼太郎』(第5シリーズ)と同様、桃屋提供局では、桃屋と番組のキャラクターがコラボレーションしたCMが放映されている(その一つは桃屋の商品名と悟飯の名をひっかけた洒落になっている)。関東と佐賀と静岡と宮城[要出典]では番組終了後『ONE PIECE』への受け渡しスポットが放送される。それ以外の同時ネット局では各ローカル番組の次番組スポットに差し替え。
| 月 | キャラクター |
|---|---|
| 2009年4月・2010年2月14日 - 2011年3月27日 | クリリンとモンキー・D・ルフィ |
| 2009年5月・同年7月 | 孫悟飯とトニートニー・チョッパー |
| 2009年6月・同年8月 - 2010年2月7日 | ピッコロとロロノア・ゾロ |
フジテレビ日曜朝9時のアニメ枠では『金色のガッシュベル!!』107話を最後に廃止されていた、本編の途中にCMを挟むという放送形態が、約4年ぶりに本作で復活した。
下記は1話より(2話以降は修正済み)。『Z』版でも多少異なるが誤字などがあった。
- OPテーマの歌詞にスペルミス(誤:paradice→正:paradise)
- EDのキャスト欄の亀仙人役の声優名に誤字(誤:佐藤正浩→正:佐藤正治)
BGMについて
本作の音楽は『ドラゴンボールZ』に使われていた菊池俊輔による曲ではなく、オリジナルシリーズで主題歌やイメージソングに携わっていた山本健司による新規の曲を使用していた。
しかし2011年3月9日、東映アニメーションはこれらの曲のうち第三者の著作権に抵触するものが複数あったとして、差し替えるとともに事実関係の調査と対応策の協議に入ることを発表した。これに伴い公式サイト上での音楽のクレジットも山本から菊池に変更され[5]、同年3月20日放送回[6]からは山本の曲は使用せずに大半で『Z』の作中音楽が使用されている(ただし、主題歌をアレンジしたアイキャッチや次回予告などはそのまま使われた)。
既に発売済みの映像ソフトやサントラCDがどのように処置されるかは不明。後述する一部局での再放送においては、4月以降から差し替えが行われたものが放送されている。
なお、盗作の指摘自体は2010年5月の時点で既にネット上で存在し、動画投稿サイトで検証動画が投稿されていた[7]。
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- ^ サイヤ人編で悟飯の修行中、ナメック星編で途中違う星に間違えて到着するストーリーなど。ただしつながりやシーン上カットが困難な箇所(グレゴリーとの修行、蛙ギニューとブルマの入れ替えのエピソードなど)についてはそのまま放送している。
- ^ 「ドラゴンボール改」が米国で好発進、放送局で開局以来最高視聴率。Narinari.com 2010年6月4日
- ^ 第41話の次回予告でぼかし処理前のデジタル素材が一部流れた
- ^ 悟飯が超サイヤ人に変更されている。
- ^ アニメーション「ドラゴンボール改」背景音楽について東映アニメーション 2011年3月9日
- ^ 3月13日は震災による特番で放送休止。話数は地方ごとに異なる。
- ^ 「ドラゴンボール改」BGMにパクリ疑惑。比較検証動画が公開(にゅーあきば.こむ、2010年5月31日)
- ^ 2010年に青野が脳梗塞で入院し、復帰の見通しが立たないため代役となった。
- ^ 放映期間中に郷里大輔が死去したため交代。
- ^ 『Z』では途中で佐藤正治と交替したが、本作では最後まで担当。
- ^ 『ドラゴンボール改』の背景音楽の中に盗用された可能性がある楽曲が確認されたため、降板となった[1]。
- ^ 菊池がドラゴンボールシリーズで音楽担当になるのは『ドラゴンボールZ』以来15年ぶり(『ドラゴンボールGT』では徳永暁人が担当した。菊池以外に音楽を担当した山本にとってはその徳永以来の音楽担当となった)。菊池は1981年開始の『Dr.スランプアラレちゃん』から15年にわたって水曜19時台前半枠の鳥山明作品の音楽を担当してきた。
- ^ ちなみに本作の前番組の第5期ではオープニングテーマの曲こそ同じだったが1年でアレンジがされた。
- ^ 24話で省略されたZ53話Bパート中盤部分からスタート
- ^ 27話で省略されたZ60話Bパート終盤部分からスタート
- ^ 86話で省略されたZ175話Aパート中盤部分からスタート
- ^ 本放送では未放送。本来は第97話の日程で放送される予定であった。映像ソフトでは「番外編」として収録されている。
- ^ 放送時間は9時00分 - 9時30分となっているが、開始前にステブレCMが入るため正確には9時02分からとなる。
- ^ 末期の2011年4月の放送は、改編の影響で放送時間が5分早めて6:25 - 6:55となった。
- ^ 特選アニメ劇場枠で2010年10月25日より開始。当初は月曜 - 木曜枠で連日放送が基本だったが、2011年に入ってからは木曜枠 → 金曜枠での週1回放送となっていた。
固有名詞の分類
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