ドゥムノニア王国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/06 03:32 UTC 版)
「小説アーサー王物語」の記事における「ドゥムノニア王国」の解説
ブリテン南部に位置する王国。大王ユーサーの代に強盛を誇ったが、その没後幼少のモードレッドの即位で不安定な状態に陥る。東部をサクソン人の侵入に悩まされており、国境に近いストーンヘンジ周辺に列石(ザ・ストーンズ)卿を置いて防備を固めている。王城はカダーン城(カイル・カダーン)。王国の旗印は赤い竜。 ユーサー・ペンドラゴン - ドゥムノニア王にしてブリタニアの大王(ペンドラゴン)。ブリトン語で「竜の頭」を意味するペンドラゴンは強大な王に贈られる称号で、全てのブリトン人の王国の盟主に位置づけられる。 モードレッド - ユーサーの長子。ドゥムノニアの世嗣であったが、サクソン人との戦いで戦死する。 モードレッド - 足萎えの幼王。ユーサーの孫。戦死したモードレッドの名を与えられた。 ノルウェンナ - 戦死したモードレッドの妻。幼王モードレッドの生母。 オウェイン - ドゥムノニアの守護闘士(王国筆頭の戦士で、国家間の決闘や即位の儀式などを執り行なう)。筋肉質な大男。モードレッドの後見人の一人。盾印(有力な将軍にのみ許される、軍勢の盾に描かれる図像)は猪。 アーサー - ユーサー王の庶子。モードレッド王子を見殺しにした廉でアーモリカに追放されるが、幼いモードレッドの後見人に選ばれる。アーモリカでは重装騎兵部隊を率いて戦功を挙げる。盾印は黒熊。 サグラモール - アーサーの副官。アフリカ出身のヌミディア人で、その風貌から「漆黒の悪魔」と恐れられる。もとは西ローマ帝国の軍人だったが、帝国崩壊後流れ着いたアーモリカでアーサーと知り合い、彼の軍勢に加わった。
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