DCE
別名:回線終端装置,データ回線終端装置
DCEとは、通信回線と端末を接続するための装置のことである。
DCEは通信回線網の終端部分に位置し、通信回線と、家庭やオフィスなどのLANとの接続点となる箇所に設置されている。モデムやターミナルアダプタ(TA)、DSU、光回線終端装置(ONU)などがDCEに含まれる。単にDCEや回線終端装置と言った場合には、NTTによって提供されている光回線終端装置を指す場合が比較的多い。
DCEは通信回線で用いられる信号形式とLAN内で用いられる信号形式を相互に変換する役割をもっている。モデムやターミナルアダプタでは電気信号をデジタルからアナログへと変換しており、光回線終端装置においては光ファイバで通信を行うために電気信号を光信号へと変換している。
なお、DCE(Data Circuit Terminating Equipment)に対して、LAN内部でDCEに接続されたパソコンなどの端末装置は、DTE(Data Terminal Equipment)と呼ばれる。
データ回線終端装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/14 16:42 UTC 版)
データ回線終端装置(データかいせんしゅうたんそうち、英: data circuit-terminating equipment, DCE)は、データ端末装置 (DTE) とデータ通信網との間に位置する機器である。別名はデータ通信装置 (data communications equipment)、データ回線装置 (data carrier equipment)。
- 1 データ回線終端装置とは
- 2 データ回線終端装置の概要
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