データリンク層
データリンク層
別名:第2層,レイヤ2
【英】data link layer
データリンク層とは、ネットワークにおけるプロトコルの機能を整理して表現したOSI参照モデルにおいて、直接に接続された機器が通信を行うための方式が規定されている通信モデルのことである。全7階層のうち第2層に位置している。
データリンク層では、ケーブルや無線などによって直接接続された通信機器による伝送経路の構成やデータの識別、経路の選択などに関する方法が規定されている。具体的には、データのパケット化や信号の誤り訂正などが該当する。ダイヤルアップ回線でIPの割り当てを行うPPP(Point to Point Protocol)、メインフレームコンピューターが端末との間のデータリンク層プロトコルとして使用する伝送制御手順のDLC(Data Link Control procedure)もしくはHDLC(High-level Data Link Control procedure)などは、データリンク層で規定されている。
データリンク層
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 02:50 UTC 版)
データリンク層(データリンクそう、あるいは、データリンクレイヤ=Data Link Layer)とは、コンピューターの通信プロトコルのひとつであるデータリンクプロトコルを、プロトコルスタックの階層モデルにおける層(レイヤ)に対応させたものである。
- 1 データリンク層とは
- 2 データリンク層の概要
- 3 概要
- 4 データリンクのサービス
- 5 関連項目
データリンク層
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 14:54 UTC 版)
レイヤー2にあたるデータリンク層では、送信するフレームの作成や受信したフレームの解釈に関する作業を規定している。このプロトコルまたは処理部をMACと呼ぶ。 データリンク層は、IEEE 802全体に渡ってLLCとMACの2つの副層に分かれており、イーサネットは、このうちのMAC副層のみを主対象として取り扱っている。 「LLC」および「MAC」も参照
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