デビュー戦について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 17:26 UTC 版)
「シンボリルドルフ」の記事における「デビュー戦について」の解説
当初、野平は騎手として岡部ではなくシンボリルドルフの兄・姉に騎乗していた柴田政人を予定し、北海道か秋の中山開催でのデビューを予定していた。しかし、馬の調子があまりにもよく、急遽新潟開催でのデビューが決まったため、北海道に遠征していた柴田に代わり、夏は新潟を主戦場としていた岡部が騎乗することとなった。 当時は期待の大きい馬が夏にデビューする場合、北海道で行われるレースに出走するのが一般的であった。そのため新潟でデビューしたシンボリルドルフは、デビュー当初はそれほど期待されていなかったのだという説がある。これに対して野平は美浦トレーニングセンターと北海道を往復することによってかかる負担を避けたかったことと、芝のレースでデビューさせたかったことから新潟のレースに出走させることを決定したとしている。 また、このときのレースは芝1000メートルであったが、野平は岡部に対し「1600メートルのつもりで乗ってほしい」と騎乗の際に話している。
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