テディベアの歌
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1957年にエルヴィス・プレスリーが「君のテディベアになりたい」と歌い、全米で7週間もの間1位を獲得した「テディ・ベア(英語版)」は、エルヴィス2作目の映画『さまよう青春』の挿入歌である。映画の制作時期にエルヴィスが「テディベアは大好き」とインタビューに答えたところ、ファンから大量のテディベアが届いたため、映画会社があわてて作らせて歌わせた逸話がある。その年のクリスマスにエルヴィスは数千個のテディ・ベアを国立小児麻痺財団に寄贈した。日本ではあまり馴染みがないため、TVシリーズ『フルハウス』の中でエルヴィス・ファンであるジェシーがミシェルのために歌う子守唄の原曲であることを知る人は少ない。シュタイフ社ではヒット曲にあやかり「The Elvis Bear」という限定テディベアを1994年に発売した。リボンにエルヴィスの写真がプリントされ、左足に「Elvis」の刺繍、そして体内に「Teddy Bear」のオルゴールが埋め込まれた製品となっている。なお、日本における訳詞版としては1958年発売の川路美樹(ミッキー・カーチス)の訳詞・編曲、ミッキー・カーチスの歌唱による「小熊のテデー」(後のCDへの収録時は「小熊のテディ」とも)、1977年発売の岡田冨美子の訳詞・服部克久の編曲・ビッグ・マンモスの歌唱による「こぐまのテディ」(フジテレビの『ママとあそぼう!ピンポンパン』で放送された)がある。 また、ジミー・ケネディ(英語版)が作詞、ジョン・ウォルター・ブラットン(英語版)が作曲した「熊ちゃんのピクニック(英語版)」(「くまちゃんのピクニック」とも表記される)という曲がある。日本ではきたひろし(服部公一)の訳詞、ボニージャックスの歌で1961年にNHKの『みんなのうた』で放送された。
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