チャム文化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 08:44 UTC 版)
「ファンラン=タップチャム」の記事における「チャム文化」の解説
タップチャム地区とファンラン地区はチャム文化の中心である。この地域は米や葡萄、桃、山羊、ブラフマン牛に恵まれ、チャム人が居住した。王や王妃を記念して美しい塔がミーソン聖域やニャチャン等に建てられた。この地域では、タップチャム駅の西2kmにポ・クロン・ガライ王に捧げた塔が建っている。タップチャムの南西20kmにはポ・レ・ド王に捧げた塔が建っている。この塔は2012年7月時点では修理中だった。これらの塔は10月に行われる色鮮やかなチャムの祭の「カテ」で用いられる。bullockや他の食料を生贄に捧げる。雨の祭のラマダーンでは結婚式や他のお祝いも同時に行われる。イスラム教のそれをチャム人に合うよう改良している。チャム人はアニミズムを信仰し、塔には火の絵が描かれている。塔は小さい赤煉瓦や乾いた石、モルタルで造られている。先端にはミナレットのような萼が乗っており、アーチは炎を表す赤煉瓦で装飾されている。高い煉瓦積技術が用いられている。ポ・クロン・ガライ遺跡にはチャム文化複合施設が有り、チャム人による写真や絵が展示されている。
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