チェリークィーン コーラルピンク【チェリークィーン コーラルピンク】(草花類)
登録番号 | 第6130号 | |
登録年月日 | 1998年 2月 9日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | チェリークィーン コーラルピンク よみ:チェリークィーン コーラルピンク | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1999年 2月 10日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社バイオ・ユー | |
品種登録者の住所 | 香川県善通寺市櫛梨町594番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 氏家正徳 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ミュージックフェアー スノークィーン」に「バレーフラワー チェリーライプ」を交配して育成されたものであり,花はドーサル・セパルがピンク白の地色に紫ピンクのぼかし,ラテラル・セパルがピンク白の地色に穏紫ピンクのぼかし,ペタルがピンク白の地色に紫ピンクのぼかしと条線が入り,リップが扁円形で淡緑黄の地色に紫赤の斑点が入る中型種である。 草型の大きさは中,草姿は中間型である。開花ぎ球茎の正面の形は広線形,横断面の形は扁円形,高さは61~100㎜,長径は31~50㎜である。葉の全体の形は線形,先端は不等鋭先形,長さは45~75㎝,幅は21~30㎜,先端の角度は30~60゚,葉色は濃緑,葉数は10~12枚である。花茎の長さは50~80㎝,太さは6.1~9.0㎜,1花茎の花数は11~20花,花茎苞葉の色は淡緑である。咲き型は部分抱え・平咲き,花の横径は81~100㎜,縦径は61~80㎜,ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形,ラテラル・セパルは湾曲広線形,ペタルは広線形である。リップは扁円形,先端は切形,周縁の反転及び波打ちは小,横径は25~30㎜,縦径は30~40㎜である。全体的な花色は桃系,ドーサル・セパルはピンク白(JHS カラーチャート9701)の地色に紫ピンク(同9711)のぼかしが,ラテラル・セパルはピンク白(同9701)の地色に穏紫ピンク(同9712)のぼかしが,ペタルはピンク白(同9701)の地色に紫ピンク(同9711)のぼかしと条線が入り,リップは淡緑黄(同2702)の地色に紫赤(同9714)の斑点が入る。花の香りは無,開花期は冬である。 「メロディフェアー マリリンモンロー」と比較して,ドーサル・セパルの内側の花色の分布がぼかしであること,リップ内側の地色が淡緑黄で,斑点の色が紫赤であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和62年に出願者の温室(香川県善通寺市)において,「ミュージックフェアー スノークィーン」に「バレーフラワー チェリーライプ」を交配し,平成2年に開花した株の中から選抜,以後,増殖を行いながらその特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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