ダミアン神父とは? わかりやすく解説

ダミアン神父

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/19 06:58 UTC 版)

ダミアン神父(ダミアンしんぷ、: Father Damien1840年1月3日 - 1889年4月15日)は、ベルギー出身の宣教師である。ダミアンは修道名であり、本名はヨゼフ・デ・ブーステル(Joseph de Veuster)。ハワイ王国モロカイ島において、当時誰も顧みなかったハンセン病患者たちのケアに生涯を捧げ、自らもハンセン病で命を落とした。カトリック教会聖人で、記念日は5月10日である。




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ダミアン神父

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ハンセン病に関連した人物」の記事における「ダミアン神父」の解説

ダミアン神父は、ベルギー人カトリック司祭で、アメリカ合衆国ハワイ州モロカイ島ハンセン病患者たちの介護看護生涯をささげ、自らもハンセン病発病命を落とした1873年許可得てハワイモロカイ島渡りハンセン病患者救済尽力した神父活動世界報じられ、やがて救ライ使徒呼ばれるようになった1884年12月にダミアン神父はハンセン病(LL型)を発病した。このとき、癩菌発見に関わった細菌学者ナイセルの弟子一人であり、当時ハワイハンセン病研究中だったアーニングがダミアン神父を診察した当時ハンセン病対す医学知識乏しく多く医師梅毒ハンセン病区別がつかないばかりか、「梅毒ハンセン病第4期」と考えていた学者さえいるほどであったこのためダミアン神父のハンセン病罹患原因を「患者女性と関係を持ったこと」であるという中傷さえ行われたその後、ダミアン神父の発症原因については多く研究が行われたが、そのうち一人であるジョプリングはダミアン神父が発病したのは患者世話などでらい菌対す露出濃厚であったことと、体質的に発病しやすいタイプであった考えられる発表している。

※この「ダミアン神父」の解説は、「ハンセン病に関連した人物」の解説の一部です。
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