ダイレクトOTCとは? わかりやすく解説

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ダイレクトOTC

読み方:ダイレクトオーティーシー
別名:ダイレクトOTC薬新一般用医薬品
英語:Direct OTCDOTC

新規薬効成分発見後国内医療用医薬品としての承認経ずに、直接OTC医薬品一般用医薬品)として承認され医薬品のこと。すなわち、国内医療用医薬品としての使用実績がない成分を含む医薬品のことである。

ダイレクトOTCは、安全性評価に関する情報が十分でなく、他のOTC医薬品よりも作用が強いことから、医療用医薬品からOTC医薬品転用されて間もないスイッチOTCとともにOTC医薬品のうち最も規制厳しい「第一類医薬品」に指定されている。

ダイレクトOTCは市販後、原則4年から8年わたって安全性評価が行われ、合格した場合通常のOTC医薬品移行する2013年12月成立改正薬事法スイッチOTC評価期間が短縮されたのに対して、より使用実績乏しいダイレクトOTCの場合には、長期的な影響副作用年次変化経過観察する必要があるとして、従来通り評価期間が必要とされた。

2014年2月現在、発毛剤の「ミノキシジル」と、足のむくみ改善する「アンチスタックス」の2種類のみがダイレクトOTCとして承認されている。ダイレクトOTCに含まれる成分は、日本での医療用医薬品としての使用実績はないものの、海外では十分な実績がある場合があり、「ミノキシジル」と「アンチスタックス」は、いずれも欧米では従来から用いられていた。

関連サイト
ダイレクトOTC薬 - 日本薬学会



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