スタンダード銀行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/09 09:29 UTC 版)
「スタンダードチャータード銀行」の記事における「スタンダード銀行」の解説
スタンダード銀行は1862年、スコットランド人ジョン・パターソンらにより設立。翌年、南アフリカのポートエリザベスに店舗を開設。1890年代から1910年代にかけてアフリカ全土に支店網を広げたが、中には業務遂行が困難となり閉鎖された支店もあった。それでも1950年代半ばには、アフリカで約600拠点を数えるまでになる。さらに1965年、英領西アフリカ銀行との合併により、ナイジェリア、ガーナ、シエラレオネ、カメルーン、ガンビアへも支店網を広げた。 スタンダード銀行は、南アフリカをはじめとするアフリカ各国に積極的な業務展開を行い、その後アジア数ヵ国にも支店を開設。また、日本・横浜では、1880年に初めての駐在員事務所を設立し、法人事業を展開してきたが、1923年の関東大震災により、多くの現地行員を失った。またチャータード銀行は、多くのアジア諸国が日本に占領された第二次世界大戦中に、その影響を受けている。1949年、大蔵省より営業許可証を取得。
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