トランスポンダ
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トランスポンダ(Transponder)とは、Transmitter(送信機)とresponder(応答機)からの合成語[1] で、受信した電気信号を中継送信したり、電気信号と光信号を相互に変換したり、受信信号に何らかの応答を返す機器の総称である。[2]
注釈
- ^ 日本理工出版会:電気通信主任技術者 試験対策・伝送交換設備及び設備管理P154
- ^ Wragg, David W. (1973). A Dictionary of Aviation (first ed.). Osprey. p. 262. ISBN 9780850451634
- ^ "航空機監視用新型レーダーの運用開始および航空機に表示されるTCAS(航空機衝突防止装置)RA表示の管制卓レーダー画面の評価開始について 1. 航空機監視用新型レーダーの運用開始" 平成15年11月12日 国土交通省航空局管制保安部保安企画課 [1]
- ^ 航空局による資料 (PDF)
- ^ ATS-P - 日本信号株式会社
- ^ 「SUBWAY」 2005年9月号(通巻155号)現場から 西武鉄道の列車情報装置 p.44 - p.49
- ^ 『鉄道におけるサイバネティクス利用国内シンポジウム論文集』34巻(1997年11月)「東京急行電鉄東横線情報伝送装置 トランスポンダによる地上-車上間情報伝送と制御」pp.429-432
出典
- ^ 国により高度が異なったり、空域が指定されている場合もある。
- ^ 厳密には「交信不能」である。受信は出来なくとも送信は可能なことも有り得る。よって7600に設定した上で「一方通行送信(ONEWAY transmisson)です。」と前置きした上で音声発信をする。
- ^ 単に緊急事態というだけでは漠然として理解し難いが、とにかくはハイジャック以外の、乗員乗客と機体の安全に支障をきたす全ての事態である。東日本大震災の際には多くの航空機が燃料欠乏のため、音声通信で緊急事態を宣言すると同時に7700を発信した。JAL123便の機長は爆発らしき音を聞いた時すぐに7700を発信した。また要撃(スクランブル)を受けた(敵の戦闘機に追われた)際にも音声通信による緊急事態の宣言と共に7700を発信する。
- ^ 多くのATC(および一部のATS)は軌道回路と受電器での通信がメインとなり、トランスポンダは補助的に用いられる。
- ^ これらは必ずしもトランスポンダを用いているわけではない。
- ^ 運行番号/列車番号、種別、行先、編成両数、車両の所属会社など
- ^ 各駅停車では踏切の鳴動開始を遅らせるといった動作を行う。
- ^ 停車列車・停車済列車・通過列車の3種
- ^ 次駅にどの種別が停車するかの情報。
- ^ 工事区間などにおける臨時速度制限情報(始端7種(25 - 55の5刻み)および解除の計8種)
- ^ 連動制御盤の表示器に接近する列車の列車番号を表示する。
- ^ 始発駅において列車設定器で列車番号を設定後に、地上装置が受信したその列車番号を確認するための表示器であり、ホーム先端かホーム上に設置されている。
- ^ TIPBの場合はATSで使用されているロング地上子形。
- 1 トランスポンダとは
- 2 トランスポンダの概要
- 3 船舶
- 4 脚注
スコーク
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航空機識別のためにトランスポンダに設定する数値を、ATCコードあるいはスコーク(Squawk、原義は「鳥がギャーギャーと鳴く(声)」)という。12ビットを8進法4桁で表現し、0000 - 7777の4096通りが設定できる。通常は航空管制官が指定して操縦者が装置へ入力する。特別な状況下のコードもあり、いくつかを例示する。 1200 有視界飛行方式 (VFR) により高度10,000 フィート (ft) 未満 を飛行するとき 1400 VFRにより高度10,000 ft以上を飛行するとき 2000 コードの指示を受けていない航空機が、計器飛行方式 (IFR) でレーダー管制空域外からレーダー管制空域へ入る場合、二次レーダーへ返信に用いる。 3333 整備用 4444 整備用 5555 整備用 7500 ハイジャック 7600 通信機故障(NORDO = NO RADIOとも呼ばれる) 7700 (ハイジャック以外の全ての)緊急事態 7777 (欧米)軍用機用コード。スクランブル発進した戦闘機が使用する。
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