スコークとは? わかりやすく解説

トランスポンダ

(スコーク から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/01 00:55 UTC 版)

トランスポンダ(Transponder)とは、Transmitter(送信機)とresponder(応答機)からの合成語[1] で、受信した電気信号を中継送信したり、電気信号と光信号を相互に変換したり、受信信号に何らかの応答を返す機器の総称である。[2]


注釈

  1. ^ 日本理工出版会:電気通信主任技術者 試験対策・伝送交換設備及び設備管理P154
  2. ^ Wragg, David W. (1973). A Dictionary of Aviation (first ed.). Osprey. p. 262. ISBN 9780850451634 
  3. ^ "航空機監視用新型レーダーの運用開始および航空機に表示されるTCAS(航空機衝突防止装置)RA表示の管制卓レーダー画面の評価開始について 1. 航空機監視用新型レーダーの運用開始" 平成15年11月12日 国土交通省航空局管制保安部保安企画課 [1]
  4. ^ 航空局による資料 (PDF)
  5. ^ ATS-P - 日本信号株式会社
  6. ^ 「SUBWAY」 2005年9月号(通巻155号)現場から 西武鉄道の列車情報装置 p.44 - p.49
  7. ^ 『鉄道におけるサイバネティクス利用国内シンポジウム論文集』34巻(1997年11月)「東京急行電鉄東横線情報伝送装置 トランスポンダによる地上-車上間情報伝送と制御」pp.429-432

出典

  1. ^ 国により高度が異なったり、空域が指定されている場合もある。
  2. ^ 厳密には「交信不能」である。受信は出来なくとも送信は可能なことも有り得る。よって7600に設定した上で「一方通行送信(ONEWAY transmisson)です。」と前置きした上で音声発信をする。
  3. ^ 単に緊急事態というだけでは漠然として理解し難いが、とにかくはハイジャック以外の、乗員乗客と機体の安全に支障をきたす全ての事態である。東日本大震災の際には多くの航空機が燃料欠乏のため、音声通信で緊急事態を宣言すると同時に7700を発信した。JAL123便の機長は爆発らしき音を聞いた時すぐに7700を発信した。また要撃(スクランブル)を受けた(敵の戦闘機に追われた)際にも音声通信による緊急事態の宣言と共に7700を発信する。
  4. ^ 多くのATC(および一部のATS)は軌道回路と受電器での通信がメインとなり、トランスポンダは補助的に用いられる。
  5. ^ これらは必ずしもトランスポンダを用いているわけではない。
  6. ^ 運行番号/列車番号種別、行先、編成両数、車両の所属会社など
  7. ^ 各駅停車では踏切の鳴動開始を遅らせるといった動作を行う。
  8. ^ 停車列車・停車済列車・通過列車の3種
  9. ^ 次駅にどの種別が停車するかの情報。
  10. ^ 工事区間などにおける臨時速度制限情報(始端7種(25 - 55の5刻み)および解除の計8種)
  11. ^ 連動制御盤の表示器に接近する列車の列車番号を表示する。
  12. ^ 始発駅において列車設定器で列車番号を設定後に、地上装置が受信したその列車番号を確認するための表示器であり、ホーム先端かホーム上に設置されている。
  13. ^ TIPBの場合はATSで使用されているロング地上子形。


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スコーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 14:26 UTC 版)

トランスポンダ」の記事における「スコーク」の解説

航空機識別のためにトランスポンダ設定する数値を、ATCコードあるいはスコーク(Squawk原義は「ギャーギャー鳴く(声)」)という。12ビット8進法4桁表現し0000 - 77774096通り設定できる通常航空管制官指定して操縦者装置入力する特別な状況下のコードもあり、いくつか例示する1200 有視界飛行方式 (VFR) により高度10,000 フィート (ft) 未満飛行するとき 1400 VFRにより高度10,000 ft以上を飛行するとき 2000 コード指示受けていない航空機が、計器飛行方式 (IFR) でレーダー管制空域外からレーダー管制空域へ入る場合二次レーダー返信用いる。 3333 整備用 4444 整備用 5555 整備7500 ハイジャック 7600 通信機故障(NORDO = NO RADIOとも呼ばれる) 7700 (ハイジャック以外の全ての緊急事態 7777欧米軍用機コードスクランブル発進した戦闘機使用する

※この「スコーク」の解説は、「トランスポンダ」の解説の一部です。
「スコーク」を含む「トランスポンダ」の記事については、「トランスポンダ」の概要を参照ください。

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