ジャパーニュ ミカコ【ジャパーニュ ミカコ】(観賞樹)
登録番号 | 第11545号 | |
登録年月日 | 2003年 11月 18日 | |
農林水産植物の種類 | あじさい | |
登録品種の名称及びその読み | ジャパーニュ ミカコ よみ:ジャパーニュ ミカコ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 坂本正次 | |
品種登録者の住所 | 群馬県勢多郡黒保根村大字下田沢2822番地の10 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 坂本正次 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、キヨスミサワアジサイ由来の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花形は普通咲きでアジサイ型、花色はピンク白で鮮紅の覆輪が入る鉢物向きの品種である。樹形は開張性、枝の太さは太、節間長は中、新梢の色は淡緑、枝の斑点の多少は少、色は紫、前年枝の色は灰褐である。葉身全体の形は楕円形、先端の形は鋭形、基部の形は鈍形、葉縁の形は鈍鋸歯、葉身長及び葉身幅は中、成葉表面の色は暗黄緑(JHS カラーチャート3509)、裏面の色は穏黄緑(同3514)、葉柄の長さは中である。花序の形は半球形、花形はアジサイ型、花序の縦径、横径及び厚さは中である。両性花の数は少、装飾花の数は中、両性花の花形は一重咲き、装飾花の花形は普通咲き、がく片の重なりは少し重なる、大小の有無はやや有、装飾花の縦径及び横径は中、単色・複色の別は複色、開花初期の花色は黄白(同3302)、盛期の花色はピンク白(同0101)の地色に鮮紅(同 0107)の覆輪が入る。がく片の形はかぶ形、切れ込みの位置は中部のみ、湾曲は平滑である。花柄及び小花柄の長さは中である。花色の変化性は有、促成での開花期は中である。キヨスミサワアジサイと比較して、花形がアジサイ型であること、覆輪の色が鮮紅であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に育成者の温室(群馬県勢多郡黒保根村)において、キヨスミサワアジサイ由来の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ジャパーニュ ミカ」であった。 |
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