シリーズ再始動
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「桃太郎電鉄シリーズ」の記事における「シリーズ再始動」の解説
その後、2016年9月1日に映像配信された「Nintendo Direct」内で、ニンテンドー3DS用ソフト『桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!』が任天堂から発売予定であることが発表された。およそ4年ぶりにシリーズが復活することとなり、2016年12月22日に発売された。開発は「Team Kawada」のスタッフが在籍していたヴァルハラゲームスタジオが担当し、初期3作品以来不在であった桝田省治も参加した。なお、「時代に合わせて」という目的で、桃太郎と貧乏神を除き、キャラクターデザインが変更され、その大半が、土居からさくまの友人(北見隆、田森庸介、こいでたく、えびなみつる、大川清介、万乗大智、一本木蛮、なごやあきら)が作成したものに変更されている。 2019年9月5日に映像配信された「Nintendo Direct」内で、Nintendo Switch用ソフト『桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜』が2020年に発売予定であることが発表された。今作では再度発売元が変更され、ハドソンを吸収合併したKDE-Jとなり、桃太郎電鉄シリーズが初めてKDE-Jからリリースされることとなった。これはコナミの統括プロデューサーの岡村憲明が「僕の責任できちんと作れるスタッフや環境を整えますので、もう1回チャンスをいただけませんか」とさくまや桝田に伝え、さくまも入れ忘れた物件やイベントに関しての後悔の念があり、もう一度、悔いのない『桃鉄』を作りたいという思いがあったため、一旦様子を見る形で始動したものである。なお、キャラクターデザインについては土居が競合他社作品のそれを昨今に担当したことから「(土居のキャラクターは)使えないし、お互いに気まずい」ものであるとし、直近で岡村が手掛けた『スーパーボンバーマン R』のキャラクターデザインを担当したことから竹浪秀行に変更となった。なお、同作にはゲストデザイナーとして川島明、万乗大智、田森庸介、かすやたかひろ、ふるかわともこが前作より続投し、さらにビッグボンビーのデザイナーとしてありがひとしも参加している。桝田はキャラクターデザインの変更については以後シリーズを残していく上での判断であるとも説明している。「Team Kawada」の川田は2019年に株式会社MOMOを設立し、一部を受託開発している。
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