シュガーローフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/09 17:37 UTC 版)
シュガーローフ (Sugarloaf)
- 1 シュガーローフとは
- 2 シュガーローフの概要
シュガーローフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/03 02:18 UTC 版)
「タイコンデロガ砦包囲戦」の記事における「シュガーローフ」の解説
シュガーローフと呼ばれた高地(現在はデファイアンス山と呼ばれている)がタイコンデロガとインデペンデンス両砦を見下ろす位置にあり、そこに大型の大砲を据えれば両砦は守ることができなくなるものだった。この戦術的難点は、ゲイツが指揮官のときにジョン・トランブルが指摘していた。トランブルとアンソニー・ウェインおよび負傷していたベネディクト・アーノルドがその頂上に登り、砲架を引き上げることは可能だろうとコメントしていたのだが、イギリス軍がその高みに大砲を据えるのは不可能だと信じられていた。 シュガーローフの守りあるいはそれが無いことは、タイコンデロガ砦が「北のジブラルタル」と呼ばれ、死守されなければならないという多くの認識によって複雑にされていた。砦を放棄することも、小部隊でそれを守ることも(陽動行動に反応するには十分だが力攻めには十分でない)政治的には可能な選択肢と見られてはいなかった。砦と関連する外部工作物を守ることがそこに駐屯する全軍の使命であり、シュガーローフを守る部隊はいなかった。さらにジョージ・ワシントンと大陸会議は、ケベックにいることが分かっていたバーゴイン軍が海路ニューヨーク市に向い南から攻撃してくる可能性が強いという見解だった。 6月20日の作戦会議の後、スカイラーはセントクレアに出来る限り砦を死守し、かつ退路を塞がれないようにしておくことと命令していた。スカイラーはオールバニにいた予備隊700名の指揮を執り、ワシントンはハドソン川のさらに下流、ピークスキルで4個連隊に出撃準備して待機するよう命令していた。
※この「シュガーローフ」の解説は、「タイコンデロガ砦包囲戦」の解説の一部です。
「シュガーローフ」を含む「タイコンデロガ砦包囲戦」の記事については、「タイコンデロガ砦包囲戦」の概要を参照ください。
- シュガーローフのページへのリンク