サンタマリア‐イン‐トラステベレ‐せいどう〔‐セイダウ〕【サンタマリアイントラステベレ聖堂】
サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/10 23:56 UTC 版)
サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂 (Basilica di Santa Maria in Trastevere) はイタリアローマのトラステヴェレ地区に現存する聖堂である。すでに5世紀末の教会会議参加者リストにその名が記されているが、元々はティトゥルス・ユウリ・エト・カリスティという名であった。222年に殉教した司教カリストゥスを記念して、司教ユリウスが建造させたとされる。現在の建築は12世紀の教皇インノケンティウス2世による全面的な改築後のものである。現在の聖堂、東面にあるファサードの金モザイクが目をひく[2]。建築様式としてはロマネスクに分類される[3]。
- ^ JAPANITALY.COM. “ローマの街歩きへのおすすめ Invito ad una passeggiata a Roma トラステヴェレの散策”. Comune di Roma ローマ市公式ページ. JITRA (JAPAN-ITALY Travel Online). 2015年3月2日閲覧。
- ^ デノーラ砂和子 『トラステヴェレ地区』 All About、2010年 。
- ^ a b c d e f g h i j 豊田浩志サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂 「ローマ古寺巡礼/出雲・石見・隠岐の神楽」 『季刊文化遺産』 島根県並河萬里写真財団、66-67頁、2004年。ISBN 4-921070-17-2。
- ^ 前掲 (加藤 2004, p. 106)。他にサンタ・マリア・マッジョーレ聖堂、サンタ・マリア・アンティークァ聖堂、サンタ・マリア・アド・マルティレス聖堂が挙げられている。
- ^ 山盛菜々子 『ローマの下町“トラステヴェレ”でのんびりお散歩♪自分だけのお気に入りスポットを探そう!』 エイビーロード〈イタリア・ローマ・観光地・名所の現地ガイド記事〉、2008年 。
- ^ a b 昭文社 「イタリア2013」 『マップルマガジン』 2691号 昭文社、41頁、2012年。ISBN 978-4398269591。
- ^ 前掲 (加藤 2004, p. 103)。ただし、製作時期については前掲 (豊田 2004, p. 67) によれば6世紀末としている。
- ^ a b 前掲 (加藤 2004, pp. 103-104)。
- ^ 前掲 (加藤 2004, pp. 120-121)。
- 1 サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂とは
- 2 サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂の概要
- 3 ギャラリー
サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂
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「トラステヴェレ」の記事における「サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂」の解説
詳細は「サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂」を参照 サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂 (Basilica di Santa Maria in Trastevere) はその起源を西暦221年に遡り、ローマでも最古級の教会とされる。歴史節の油の噴出したエピソードのあった場所とされ、この出来事を記念する“ FONS OLEI ”の文字盤などが配されている(関連画像参照)。建築様式はロマネスクに属す。
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