コンパスと定規を用いて描けるものとは? わかりやすく解説

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コンパスと定規を用いて描けるもの

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 14:28 UTC 版)

正多角形」の記事における「コンパスと定規を用いて描けるもの」の解説

定規とコンパスによる作図」を参照 角の数が素数 p のものを正p角形と呼ぶ。正p角形のうち、作図可能なものは、角(辺)の数 p がフェルマー素数 (3、5、1725765537) である場合のみであり、それぞれ正三角形正五角形正十七角形正二百五十七角形正六万五千五百三十七角形である。角の数が素数でないものについては、その数を素因数分解した時に奇数因数フェルマー素数のみでかつ、同じものが存在しない場合、または奇数因数存在しない2の累乗数場合のみ作図することが可能である。 例:正方形は、奇数因数がないので (4=2×2) 作図することができる。正六角形正十五角形は、奇数因数フェルマー素数のみなので (6=2×315=3×5) 作図する事ができる。正九角形は、奇数因数フェルマー素数のみだが同じ数の重複があるので (9=3×3) 作図できない正十七角形の作図可能性は、1796年3月30日カール・フリードリヒ・ガウス発見した。さらにガウス1801年出版したDisquisitiones Arithmeticae(『ガウス整数論』)の第365条、第366条において、作図できる正多角形必要十分条件示している。

※この「コンパスと定規を用いて描けるもの」の解説は、「正多角形」の解説の一部です。
「コンパスと定規を用いて描けるもの」を含む「正多角形」の記事については、「正多角形」の概要を参照ください。

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