コロナ禍『コネクト』『美奈子学』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 20:06 UTC 版)
「吉野美奈子」の記事における「コロナ禍『コネクト』『美奈子学』」の解説
パンデミックによって、日本に足留めを強いられていた吉野は、分断の進む世界で、時に中傷の対象となる各国の学生たちに想いを寄せ、「みんなは今、何を考えているのだろう」という素朴な疑問と、緊張高まる世界への危機感から「学生たちを繋がなければ」と考え、国際学生カンファレンス『コネクト』を始動させた。『コネクト』は「対話とアートで世界を繋ぐ」をコンセプトとして、ZOOMでのオンライン会議と千羽鶴作りの2本立てプロジェクトだったが、吉野は、未だ立ちはだかる語学の壁に「会話の前提が英語では、英語の話せない人たちを繋ぎきれない」ことを痛感することになった。 同じ頃、日本の学校は新型コロナ感染防止対策で様々な行事を中止していたが、母校富山市立速星中学校から、コロナに対応した学年別授業『美奈子学』の依頼が届いた。『美奈子学』は、吉野が「人生で学んできたことをシェアする」という授業で、吉野は学年ごとにテーマを変えて話したが、共通して「みんなは、コロナ後の新しい世界を創造する役割がある」「自分の大好きなことを一生懸命にやって社会に貢献すれば、ハッピーになれると思う」と伝えた。コロナ禍ではじめた『コネクト』について「母国語が英語でない人たちには、母国語で伝えればいい」と考えて活動を話したところ、後日、中学生たちから千羽以上の折鶴が届けられた。
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