コザネモ Symphyocladia marchantioides (Harvey) Falkenberg
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からだは幼体のうちは匍匐して扁平葉状であるが成体では直立し膜質線状の個体となる。分枝は中肋があり不規則だが羽状となる。縁は細かい裂片をもつが全縁のこともある。表面観では整然と並んだ細胞の配列と縦に走る細脈がみられる。それぞれの枝の横断切片では周心細胞が6~8個取り囲んでおり皮層が無いのが分かる。老成したものでは皮層が下部から形成される。手触りは薄い膜質でやや硬く,ほんの少しざらつく。生体は濃紅紫色~赤褐色。押し葉標本は台紙につかず黒色になりもろく折れやすくなる。
高さ:5~10cm
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