国鉄コキ50000形貨車
コキ50000形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/19 09:44 UTC 版)
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一般車 1971年から1974年までに3,276両 (コキ50000 - コキ53275) が製作された。 初年度製作の275両 (コキ50000 - コキ50274) は、台枠側面ブレーキコック操作穴の数が1つだったが、コキ50275以降は3つとなっている。 JR化後、コキフ50000形の車掌室を撤去して本形式に編入する改造を実施した車両は、一般車の続番で付番されている。 各種改造の詳細については後述する。 各年度による製造会社と両数は次のとおりである。 1970年 - 275両第三次債務車東急車輛製造(協三工業とのグループ製作)6両(コキ50000 - コキ50005) 汽車製造 40両 (コキ50006 - コキ50045) 日本車輌製造(輸送機工業とのグループ製作)60両(コキ50046 - コキ50105) 川崎重工業(富士車輌、アルナ工機とのグループ製作)45両 (コキ50106 - コキ50150) 三菱重工業 40両 (コキ50151 - コキ50190) 三菱重工業(日立造船とのグループ製作)15両(コキ50191 - コキ50205) 日立製作所 59両 (コキ50206 - コキ50264) 日立製作所(若松車輛とのグループ製作)10両(コキ50265 - コキ50274) 1971年 - 717両本予算車協三工業 15両 (コキ50275 - コキ50289) 汽車製造 85両 (コキ50290 - コキ50374) 日本車輌製造 125両 (コキ50375 - コキ50499) 川崎重工業 45両 (コキ50500 - コキ50544) 三菱重工業 75両 (コキ50545 - コキ50619) 日立造船 40両 (コキ50620 - コキ50659) 日立製作所 100両 (コキ50660 - コキ50759) 若松車輛 25両 (コキ50760 - コキ50784) 第三次債務車協三工業 8両 (コキ50785 - コキ50792) 日本車輌製造 85両 (コキ50793 - コキ50877) 川崎重工業 35両 (コキ50878 - コキ50912) 若松車輛 17両 (コキ50913 - コキ50929) 三菱重工業 40両 (コキ50930 - コキ50969) 日立造船 22両 (コキ50970 - コキ50991) 1972年 - 1,460両民有車日本車輌製造 70両 (コキ50992 - コキ51061) 川崎重工業 108両 (コキ51062 - コキ51169) 三菱重工業 45両 (コキ51170 - コキ51214) 日立造船 20両 (コキ51215 - コキ51234) 川崎重工業 5両 (コキ150000 - コキ150004) 第三次債務車日本車輌製造 485両 (コキ51235 - コキ51719) 川崎重工業 407両 (コキ51720 - コキ52126) 三菱重工業 320両 (コキ52127 - コキ52446) 1973年 - 37両民有車三菱重工業 37両 (コキ52447 - コキ52484) 1974年 - 791両二次民有車日本車輌製造 270両 (コキ52485 - コキ52754) 川崎重工業 311両 (コキ52755 - コキ53065) 三菱重工業 210両 (コキ53066 - コキ53275) 15 t コンテナ対応車 1972年に5両 (コキ150000 - コキ150004) が製作された。車体中央に 15 t (30 ft) コンテナ用緊締装置を1組増設した他は、一般車と同じ仕様である。福山通運が計画した 15 t (30 ft) コンテナの輸送用に製作され、コンテナ共々試験に供されたが、実用には移行せず計画は中止された。その後は一般車と混用して運用された。
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