こいごころ【コイゴコロ】(食用作物)
登録番号 | 第6384号 | |
登録年月日 | 1998年 5月 22日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | こいごころ よみ:コイゴコロ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 赤間芳洋 中根晃 堀末登 安東郁男 羽田丈夫 須藤充 伊勢一男 沼口憲治 古館宏 井邊時雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「関東141号」に「コシヒカリ」を交配して育成された固定品種であり,育成地(茨城県つくば市)における成熟期は中生の晩,稈長がやや短,精玄米千粒重がやや大きく,しま葉枯病抵抗性を有する良食味の水稲,粳種である。 草型は偏穂数型,稈長はやや短,稈の細太及び剛柔は中,止葉の直立の程度はやや立である。穂長は中,穂数はやや多,粒着密度はやや疎である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は少である。玄米の形及び大小は中,精玄米千粒重はやや大,光沢は良,見かけの品質は中の上,食味は上の中である。出穂期及び成熟期は中生の晩,障害型耐冷性は弱,穂発芽性は中,耐倒伏性はやや強である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a,白葉枯病圃場抵抗性は中,しま葉枯病抵抗性品種群別は外国稲型(St2i)である。 「日本晴」と比較して,いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-aであること,しま葉枯病抵抗性品種群別が外国稲型(St2i)であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和61年に農業研究センター(茨城県つくば市)において,「関東 141号」に「コシヒカリ」を交配し,63年に雑種第2代で個体選抜,以後,系統育種法により選抜,育成された固定品種である。平成2年から特性検定試験及び系統適応性試験を行い,4年以降「関東166号」の系統名で地域適応性を検討し,6年にその特性を確認して育成を完了した。7年は雑種第9代である。 |
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