月光の輝【ゲッコウノカガヤキ】(草花類)
登録番号 | 第4817号 | |
登録年月日 | 1995年 11月 8日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | 月光の輝 よみ:ゲッコウノカガヤキ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1999年 11月 9日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社サカタのタネ | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 坂本忠一 渋谷紀子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「コネチカットキング」に「小田切透かしゆり」を交配して選抜・育成されたものであり,花は中輪で明黄色の切花向きの中生種である。 草丈は75~99㎝,茎の直径は 5.0~ 9.9㎜,色は上部は淡褐,中部及び下部は褐,毛じは無,節間長は茎の中央部が 5㎜未満,止葉下が60~79㎜である。葉序は5/13,葉の形は長楕円形,中央部及び先端部のそりは水平,ねじれは無,長さは 9~11㎝,幅は10~19㎜,数は多,着生角度は30~59°である。つぼみの形はⅤ型,花の向きは15~29°,花房の形状は複散形花序,花形はスカシユリ型で一重,花径は 120~ 149㎜,内花被の長さは 6~ 8㎝,幅は30~39㎜,外花被の長さは 6~ 8㎝,幅は20~29㎜である。花色は花弁の基部,地色,縁部及び裏面は明黄(JHS カラーチャート2506),中肋部は鮮橙(同1605),つぼみは明黄(同2505)である。内花被1枚の斑点の数は20~29,外花被は 1~ 9,内花被の形はⅦ型,外花被の形はⅣ型,内花被の反転の程度はⅧ型,外花被はⅤ型,花被のねじれは 1/8未満,花被上の乳状突起は有である。花糸の色は黄,花粉の色は赤褐,第1花梗の長さは60~89㎜,太さは中,花梗の色は淡褐,向きは30~59°,1花茎の花数は多,花の香りは無,開花期は中である。 「コネチカットキング」と比較して,茎の中部及び下部の色が褐であること,花弁中肋部の色が鮮橙であること,内花被及び外花被の斑点が有ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場(神奈川県藤沢市)において,昭和60年に「コネチカットキング」に「小田切透かしゆり」を交配し,62年に開花した個体の中から選抜し,以後,鱗片繁殖及び組織培養で増殖を行いながら特性の調査をし,その特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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