グラム陽性菌
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グラム陽性菌(グラムようせいきん、英: Gram-positive bacteria)とは、グラム染色により紺青色あるいは紫色に染色される細菌の総称。これに対して赤色あるいは桃色を呈すものをグラム陰性菌と呼ぶ。
- ^ Madigan M; Martinko J (editors). (2005). Brock Biology of Microorganisms (11th ed. ed.). Prentice Hall. ISBN 0131443291
- ^ Gladwin, Mark; Bill Trattler (2007). Clinical Microbiology made ridiculously simple. Miami, FL: MedMaster, Inc. pp. 4-5. ISBN 978-0-940780-81-1
- 1 グラム陽性菌とは
- 2 グラム陽性菌の概要
- 3 特徴
- 4 外部リンク
「グラム陽性」の例文・使い方・用例・文例
- 内生胞子を生む一般的に棒状で、通常グラム陽性のバクテリア
- エプシロン毒素を生産する嫌気性グラム陽性ロッド・バクテリア
- 細菌葉緑素を含む自由生活性でグラム陽性のピンクから紫がかった茶色のバクテリア
- 真正細菌目の、多くはグラム陽性で、有酸素、非運動性の桿状バクテリアの大きな科
- グラム陽性の桿菌を持つコリネバクテリウム属有酸素機動性菌の属
- 不遊グラム陽性好気性細菌
- 不規則なコロニーを形作りがちである球形のグラム陽性の寄生虫細菌
- (特に牛乳の中で)乳酸を作るグラム陽性の棒状バクテリア
- 通常対で発生するグラム陽性バクテリア
- 対もしくは鎖状で発生する球体グラム陽性バクテリア
- いくつかのタイプのグラム陽性菌に対して有効な化学構造で知られるポリペプチド抗生物質
- グラム陽性菌の成長を阻害する、無色の基本抗生物質
- グラム陽性でグラム陰性バクテリアの広範囲に対して有効な抗菌性医療として使用されるニトロフランの派生物(商標名Macrodantin)
- 放線菌から得られる抗生物質でグラム陽性菌による感染症の治療に用いられる
- グラム陽性菌によって引き起こされる感染症に局所的に用いられる抗生物質の混合薬
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