ギルガメシュ〔シュメール名:ビルガメス〕(Bilgamesh)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 07:09 UTC 版)
「ギルガメシュ叙事詩」の記事における「ギルガメシュ〔シュメール名:ビルガメス〕(Bilgamesh)」の解説
主人公。母が女神(ニンスン)、父が人間(ルガルバンダ)。3分の2が神、3分の1が人間とされるが、不死の神ではなく、死すべき運命を免れない人間として描かれる。物語の前半では、肉体の死を怖れず英雄としての名声を求める生き方を希求。エンキドゥと共にフンババを討伐し、またイシュタルの求愛をつっぱねて怒りを買い、イシュタルが差し向けた天の牡牛を殺す。しかしエンキドゥの死により、自らの死に対する恐怖におののき、肉体の不死を追い求めることになる。しかし結局肉体の不死は手に入らず、ウルクに帰ったのち城壁を建造し、後世に名を残した。
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