フンババとは? わかりやすく解説

フンババ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/16 06:30 UTC 版)

フンババアッカド語:Humbaba、シュメール語:Huwawa フワワ)は、メソポタミア神話の『ギルガメシュ叙事詩』に登場するレバノン杉を守る森の番人[1]。至高神エンリルに名を受け、太陽神ウトゥにより育てられた巨人 (伝説の生物)[2][注 1]


注釈

  1. ^ a b c 池上(2006)p.191
  2. ^ "Utu, I never knew a mother who bore me, nor a father who brought me up! I was born in the mountains—you brought me up!" (Gilgamesh and Huwawa, version A Archived 2006年12月30日, at the Wayback Machine.), or "The mother who bore me was in a cave in the mountains. The father who engendered me was a cave in the hills. Utu left me to live all alone in the mountains!" (Gilgamesh and Huwawa, version B Archived 2007年6月29日, at the Wayback Machine.)
  3. ^ a b c d 岡田・小林(2008)p.237
  4. ^ 矢島(1998)p.189
  5. ^ 岡田・小林(2008)p.233
  6. ^ Gilgamesh and Huwawa, version A
  7. ^ a b Epic of Gilgamesh, Tablet II.
  8. ^ Stephanie Dalley, Myths From Mesopotamia, (Oxford University Press) 1989; S. Smith, "The face of Huwawa," Journal of the Royal Asiatic Society 26 (1926:440–42).
  9. ^ 岡田・小林(2008)pp.237-238
  10. ^ 月本(1996)pp.29,58
  11. ^ 月本(1996)p.207
  12. ^ 岡田・小林(2008)p.232
  13. ^ Nungal, the goddess of prisoners.
  14. ^ [1](lines 140–150)
  15. ^ "The death of Gilgamesh" Segment F from Me-Turan Archived 2006年12月30日, at the Wayback Machine.
  16. ^ 岡田・小林(2008)p.238
  17. ^ 矢島(1998)p.189
  18. ^ Noted at an early date by Clark Hopkins, "Assyrian elements in the Perseus–Gorgon story," American Journal of Archaeology 38 (1934:341-ff).
  19. ^ Judith McKenzie, A.T. Reyes and A. Schmidt-Colinet, "Faces in the rock at Petra and Medain Saleh," Palestine Exploration Quarterly 130 (1998) 37, 39 with references. Not all decapitation scenes are identifiable as Gilgamesh and Humbaba: in 1928 C. Opfer claimed to find only one (Opfer, "Der Tod des Humbaba," Altorientalische Forschungen 5 (1928:207ff).
  20. ^ Judith S. McKenzie, "Keys from Egypt and the East: Observations on Nabataean Culture in the Light of Recent Discoveries" Bulletin of the American Schools of Oriental Research, No. 324, Nabataean Petra (November 2001:97–112) especially p 107f.
  1. ^ フンババを森番に定めたのはエンリルだが、杉森自体の管轄権はウトゥ(シャマシュ)にあった。ウトゥはギルガメシュらが森へ遠征する際、合成獣と思しき道案内を遣わしたという。更に自身の支配地である杉森にフンババを置いており、一説にはウトゥは、合成獣を掌握する神でもあったと言われている。 岡田・小林(2008)p.239
  2. ^ シャマシュ/ウトゥは合成獣を掌握するというが、『ギルガメシュ叙事詩』ではフンババのことを良く思っていないとみられる叙述がある。 月本(1996)p.36
  3. ^ ここで捧げるのは姉妹に限ったことではなく、異本では「神々に相応しい食物や奇石」とする例もある。 月本(1996)p.13
  4. ^ マトゥルはギルガメシュの実の妹と思われる女神だが、もう1人の姉妹の名は「エンメバラゲシ」というキシュの王と同名であった。つまり姉とされる人物は架空で、エンメバラゲシの名を借りただけであったとされている。 岡田・小林(2008)p.238


「フンババ」の続きの解説一覧

フンババ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 05:36 UTC 版)

スライムタクティクス」の記事における「フンババ」の解説

防御力が高いがまで来ると怒り出し攻撃力上がる代わりにダメージ通りやすくなる

※この「フンババ」の解説は、「スライムタクティクス」の解説の一部です。
「フンババ」を含む「スライムタクティクス」の記事については、「スライムタクティクス」の概要を参照ください。


フンババ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 04:11 UTC 版)

攻めCOMダンジョン ドルルルアーガ」の記事における「フンババ」の解説

老婆の姿をした生命女神。リビルの巨木住み使い鳥イムドーグを差し向けてギルスを試す。カード召喚された際には同室クリーチャー最大HP増やす

※この「フンババ」の解説は、「攻めCOMダンジョン ドルルルアーガ」の解説の一部です。
「フンババ」を含む「攻めCOMダンジョン ドルルルアーガ」の記事については、「攻めCOMダンジョン ドルルルアーガ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「フンババ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「フンババ」の関連用語

フンババのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



フンババのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのフンババ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのスライムタクティクス (改訂履歴)、攻めCOMダンジョン ドルルルアーガ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS