キャントン (Canton, John)
キャントンという人は
キャントンの主な経歴
1753年、静電誘導を発見する。 帯電体の近くに金属を置くと金属には電気が発生した。 帯電体に近い側には帯電体と逆の電荷、遠い側には帯電帯と同じ電荷が発生し、金属が帯電体に引き付けられる現象を確認する。 またこの金属を針金で接地すると金属には逆の電荷だけ残ることも確認し、これらを基に検電器、電位計を発明する。 この発明によって物質が帯電しているかどうか、また、その極性はいずれかの判別ができるようになった。
同年、ホイーラ検電器の改良を行っている。 ためし糸(trial threads)は糸の先端に羽毛を取り付けてあるため風の影響を受けやすい欠点があったが、キャントンのそれは木髄の球に変更された。 容器内に収納されるのはベネット以降となるが、だんだんと計器的なものになっていく。
ジョン・キャントン
キャントン
固有名詞の分類
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