カンムリウミスズメ
名称: | カンムリウミスズメ |
ふりがな: | かんむりうみすずめ |
種別: | 天然記念物 |
種別2: | |
都道府県: | 定めず |
市区町村: | 東京都・静岡県・三重県・福岡県・沖縄県 |
管理団体: | |
指定年月日: | 1975.06.26(昭和50.06.26) |
指定基準: | 動1 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | S50-5-129カンムリウミスズメ.txt: カンムリウミスズメは、ムクドリ大のウミスズメ科に属する海鳥で、夏羽はその名のとおり頭部に細長い羽が10~12枚羽冠をなして生え、体の背面は灰黒色、腹面は白色である。ただし、のど、頸および腹側などは黒いが、冬羽ではこれらは白色となり冠羽も消失する。 繁殖地は、現在、静岡県下田沖の[[神子元]みこもと]島、三重県紀伊長島沖の耳穴島、伊豆諸島では式根島、三宅島、鵜渡根島のほか鳥島や福岡県博多湾沖の小屋島などに限られ、海岸の岩石と岩石のすき間や地中の穴などを利用して巣をつくる。冬期は、主に繁殖地付近の海のほか沖縄付近の海にまで広く分布する。 近年の離島ブームなどにより、その生息地は減少の傾向を示している日本固有の種でもあり指定となったものである。 |
天然記念物: | カブトガニ繁殖地 カラスバト カラフトルリシジミ カンムリウミスズメ キイレツチトリモチ産地 キイレツチトリモチ自生北限地 キシノウエトカゲ |
冠海雀
カンムリウミスズメ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/24 06:12 UTC 版)
カンムリウミスズメ(冠海雀[3][5]、Synthliboramphus wumizusume)は、鳥綱チドリ目ウミスズメ科ウミスズメ属に分類される鳥類。
- ^ a b c d e f g BirdLife International. 2018. Synthliboramphus wumizusume. The IUCN Red List of Threatened Species 2018: e.T22694899A132580332. https://doi.org/10.2305/IUCN.UK.2018-2.RLTS.T22694899A132580332.en. Downloaded on 27 August 2020.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 小野宏治 「カンムリウミスズメ」『レッドデータブック2014 日本の絶滅のおそれのある野生動物 2 鳥類』環境省自然環境局野生生物課希少種保全推進室編、株式会社ぎょうせい、2014年、200-201頁。
- ^ a b c d 安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年、63頁。
- ^ a b c d e f g 小野宏治 「カンムリウミスズメ」『日本動物大百科 3 鳥類I』日高敏隆監修、平凡社、1996年、126頁。
- ^ a b c d e f g h 小野宏治 「カンムリウミスズメ」『日本動物大百科 3 鳥類I』日高敏隆監修、平凡社、1996年、128頁。
- ^ a b c d e f g h i j 竹田伸一 「カンムリウミスズメ」『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北アメリカ』小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著、講談社、2000年、198頁。
- ^ a b c d 「野生動物編」『京都府レッドデータブック 2015』 1巻、京都府自然環境保全課、2015年4月、53頁。
- ^ a b 『新版 日本の野鳥』 7巻、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、2014年1月、351頁。ISBN 978-4-635-07033-1。
- 1 カンムリウミスズメとは
- 2 カンムリウミスズメの概要
- 3 人間との関係
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