カンサスシティ・シンポジウムとは? わかりやすく解説

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カンサスシティ・シンポジウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 06:51 UTC 版)

カンサスシティスタンダード」の記事における「カンサスシティ・シンポジウム」の解説

バイト』誌を創刊したばかりウェイン・グリーンは、全てのメーカー一堂会してデータレコーダ統一規格作成することを望んでいた。彼は1975年11月7日から8日までの2日間、ミズーリ州カンザスシティ会議開いた。この会議では、ドン・ランカスターが『TVタイプライター・クックブック』で提案した方式採用することで合意した会議の後、プロセッサ・テクノロジー社リー・フェルゼンスタインとパーコム(英語版)社のハロルド・マウフがこの規格執筆し、『バイト』誌に掲載された。 KCSカセットインターフェイスは、シリアルポート接続するモデム似ているシリアルポートからの"1"と"0"は、周波数偏移変調(FSK)によってオーディオトーンに変換される。"0"のビット1200 Hz正弦波の4周期、"1"のビット2400 Hzの8周期表される。これにより、データレートは300ボーとなる。各フレームは、1つの"0"のスタートビットから始まり8つのデータビット(最下位ビット最初)、2つの"1"のストップビットが続くので、各フレーム11ビットとなり、毎秒27 311バイトのデータレートとなる。 『バイト1976年2月号にはシンポジウムレポート掲載され3月号にはドン・ランカスターとハロルド・マウフによるハードウェアの例が掲載された。 300ボーというレートは、信頼性が高いが、遅く典型的な8キロバイトBASICプログラムロードするのに5分もかかった。ほとんどのオーディオカセット回路は、より高速速度対応していた。 レス・ソロモンによればKCS努力は実を結ばなかったという。「残念ながら、それは長くは続かなかった。その月が終わる前に誰もが自分テープ規格戻ってしまい、録音方法混乱悪化してしまった。」 カンサスシティ・シンポジウムの参加者以下の通りである。 Ray Borrill(英語版), Bloomington, Indiana Hal Chamberlin, The Computer Hobbyist, Raleigh, North Carolina Richard Smith, The Computer Hobbyist, Raleigh, North Carolina Tom Durston, MITS, Albuquerque, New Mexico Bill Gates, MITS, Albuquerque, New Mexico Ed Roberts, MITS, Albuquerque, New Mexico Bob Zaller, MITS, Albuquerque, New Mexico Lee Felsenstein, LGC Engineering / Processor Technology, Berkeley, California Les Solomon, Popular Electronics Magazine, New York, New York Bob Marsh, Processor Technology, Berkeley, California Joe Frappier, Mikra-D, Bellingham, Massachusetts Gary Kay, Southwest Technical Products Corp, San Antonio, Texas Harold A Mauch, Pronetics/Percom Data, Garland Texas Bob Nelson, PCM, San Ramon, California George Perrine, HAL Communications Corp, Urbana, Illinois Paul Tucker, HAL Communications Corp, Urbana, Illinois Michael Stolowitz, Godbout Electronics, Oakland, California Mike Wise, Sphere, Bountiful, Utah

※この「カンサスシティ・シンポジウム」の解説は、「カンサスシティスタンダード」の解説の一部です。
「カンサスシティ・シンポジウム」を含む「カンサスシティスタンダード」の記事については、「カンサスシティスタンダード」の概要を参照ください。

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