カリヤス

デジタル大辞泉

かり‐やす【刈安／青^＝茅】

読み方：かりやす

１ イネ科の多年草。山地に群生し、高さ約1メートル。葉は広線形。秋、茎の頂に枝分かれした穂を出す。古くから黄色染料に使用。近江刈安。《季 秋》

２ コブナグサの別名。八丈刈安。

３ 「刈安染め」の略。

刈安の葉や茎を乾燥させたもの

難読語辞典

刈安草

読み方：カリヤス（ｋａｒｉｙａｓｕ），　カリヤスグサ（ｋａｒｉｙａｓｕｇｕｓａ）

イネ科の多年草、園芸植物

青茅

読み方：カリヤス（ｋａｒｉｙａｓｕ）

イネ科の多年草、園芸植物

歴史民俗用語辞典

刈安

読み方：カリヤス（ｋａｒｉｙａｓｕ）

濃い緑ががった黄。

植物名辞典

刈安

読み方：カリヤス（ｋａｒｉｙａｓｕ）

イネ科の多年草、園芸植物

学名 Miscanthus tinctorius

刈安

読み方：カリヤス（ｋａｒｉｙａｓｕ）

コブナグサの別称。
イネ科の一年草

学名 Arthraxon hispidus

刈安草

読み方：カリヤス（ｋａｒｉｙａｓｕ），　カリヤスグサ（ｋａｒｉｙａｓｕｇｕｓａ）

イネ科の多年草、園芸植物

学名 Miscanthus tinctorius

苅安

読み方：カリヤス（ｋａｒｉｙａｓｕ）

イネ科の多年草、園芸植物

学名 Miscanthus tinctorius

青茅

読み方：カリヤス（ｋａｒｉｙａｓｕ）

イネ科の多年草、園芸植物

学名 Miscanthus tinctorius

隠語大辞典

カリヤス

読み方：かりやす

1. 教誨師ノコトヲ云フ。〔第六類　人身之部・石川県〕

分類 石川県

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

季語・季題辞典

刈安

読み方：カリヤス（ｋａｒｉｙａｓｕ）

山地に自生しているイネ科の多年草

季節 秋

分類 植物

地名辞典

刈安

読み方：カリヤス（ｋａｒｉｙａｓｕ）

所在 石川県河北郡津幡町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ウィキペディア小見出し辞書

カリヤス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/08/24 00:50 UTC 版)

「草木染め」の記事における「カリヤス」の解説

生または乾燥した茎や葉を黄色の染料として用いる。イネ科の植物で、ススキに似た外観をしている。また、八丈島の方言ではコブナグサのことを指すので注意。どちらも利用法はほぼ同じである。