カリカチュアとは?

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カリカチュア [3] 【caricature】

事物簡略筆致誇張し,また滑稽化して描いた絵。社会風俗対す風刺要素を含む。漫画戯画風刺画カリカチュール

カリカチュール [4]フランス caricature】

カリカチュア

カリカチュア

読み】:カリカチュア
【英】:CARICATURE

人物または擬人化された動植物題材にして、滑稽ユーモア諷刺などの効果をねらった絵。ペン絵筆による略画か、版画イラストレーションなどの形式をとり、外観特徴誇張あるいは歪曲して描き、説明寸言が付される場合もある。戯画諷刺画漫画などと実際に重複し、区別しがたいイタリア語で「重荷を負わせる」とか「誇張する」を意味するカリカーレに由来し、16世紀末カルラッチー家によって描かれた素描風の一種異様人物画をカリカトゥーラと呼んだことにはじまる。のちに政治家権威諷刺したり揶揄する手段として一般化され、19世紀に入ると政治的緊張の高まったフランスでとくに隆盛をきわめ、専門絵入り雑誌舞台カヴァルニドーミエなどの名手活躍した。現在ではその概念歴史的制約をはなれて、古代中世、また西欧以外の絵画にも適用されている。

カリカチュア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/02 13:58 UTC 版)

カリカチュア: caricature、: caricatura: Karikatur)は、人物の性格や特徴を際立たせるために(しばしばグロテスクな)誇張や歪曲を施した人物画のこと[1]。滑稽や風刺の効果を狙って描かれるため、現在ではしばしば戯画漫画、風刺画などと訳されまた同一視されるが、もともとは16世紀イタリアに出現したと考えられる上のような技法・画風を指して使われた言葉である(イタリア語で「荷を負わす」「誇張する」を意味するcaricareが語源[1])。したがって本来は必ずしも風刺を含意するものではなく[2]、また写実に徹した風刺画などはこの意味ではカリカチュアではない[3]


  1. ^ a b c d e f g 「カリカチュア」『世界美術大事典』第2巻 pp.30-32.
  2. ^ a b c 『まんが史の基礎問題』p.50.
  3. ^ 上田敬二「風刺画」『世界大百科事典』平凡社、2007年、第24巻 pp.336-338.
  4. ^ Caricature in literature”. Contemporarylit.about.com (2012年4月10日). 2013年1月25日閲覧。
  5. ^ a b c d 「カリカチュア」『オックスフォード西洋美術事典』pp.284-285.
  6. ^ 『まんが史の基礎問題』p.41.
  7. ^ 『まんが史の基礎問題』p.54.
  8. ^ 『まんが史の基礎問題』p.79.
  9. ^ 『漫画の歴史』pp.1-3.
  10. ^ 『漫画の歴史』pp.3-5.
  11. ^ 『漫画の歴史』pp.9-10.
  12. ^ 『漫画の歴史』p.5.
  13. ^ 『漫画の歴史』pp.i-ii.
  14. ^ 『漫画の歴史』pp.48-52.
  15. ^ 『漫画の歴史』pp.57-58.
  16. ^ 『漫画の歴史』p.27.
  17. ^ 『まんが史の基礎問題』p.54.


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